レジェンドコミックシリーズ<br> 弓道士魂 - 京都三十三間堂・通し矢物語完全版

レジェンドコミックシリーズ
弓道士魂 - 京都三十三間堂・通し矢物語完全版

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  • サイズ A5判/ページ数 445p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434071607
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

5
時代劇スポ根もの。京都の三十三間堂で行われていた通し矢競技に人生を賭けた男達の物語。そこに徳川御三家である尾張と紀州の対立が翻弄する。武士道の世の中で余りにも非人間的な修行や理不尽な出来事も描かれる。主人公、星野勘左の成長も見ものである。中盤の戸田家の倅やラストの勘左の尾張公への直言は尤も。今のオリンピックや高校野球なんてのも一緒だ。所属する国や団体の名誉が絡むとろくな事は無い。読みごたえ充分。2013/04/26

ドント

1
いやぁもうホント大変な本を読んでしまった。京都三十三間堂で江戸の御世に行われた「通し矢」という競技、藩の名誉を賭けたこの争いを、一人の下級武士を軸に描く本格劇画であります。弓引いてピョーンと射るだけの話じゃないのん?と思うでしょうがさにあらず。武士の誉れ、出世欲と野心と好敵手と友情、様々な軋轢に身分の上下、それにスポ根的特訓や武道の壮絶さが溶け混ざり合い一体となり、しかしあくまで奇をてらわぬ静かな空気(まさに弓道のよう)で語られ、そして最後の、ああ書けない。もう読んでいただく他ない。これは傑作です。2013/02/04

龍國竣/リュウゴク

1
京都の三十三間堂。そこで行われた、通し矢。人を殺傷する弓が、武術となり、そして藩を挙げた競技となる。その道で成り上がろうと意気込む一人の青年。しかし、大業を成し遂げると、心も境地へと至る。気迫が感じられる絵と、闘魂という激烈な力強さを見せる大作。 2012/08/19

MIRACLE

1
紀州藩の下級武士の子である主人公、星野勘左衛門が三十三間堂通し矢で 天下惣一をめざす物語だ。さりげなくエキスパンダー(!)での特訓の場面を描く、平田先生の遊び心が楽しい(418頁)。2012/03/27

jansato

1
通し矢に挑む侍達の気迫が正気の沙汰じゃなくて、凄いというかむしろ恐い。一昼夜、弓を機械のように射続けるなんて、江戸時代のお侍さんはマジでバケモンだなー。2011/08/17

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