内容説明
本書では四色問題、エッシャーの壁紙、バナッハ・タルスキーのパラドックスなどの有名な問題や、素数判定法や円周率の計算についてのまったく新しい方法などを紹介し、最先端の数学を垣間見ていく。
目次
素数の鑑定いたします
照合コードと正5角形の群
πの新しい方向
級数の並べ替え
エッシャーのパターン
計算幾何学
平面地図と平面グラフの色付け
リーマンのゼータ関数
バナッハ・タルスキーのパラドックス
著者等紹介
植野義明[ウエノヨシアキ]
1980年、東京大学理学部数学科卒。1986年、東京大学大学院修了(理学博士)。現在、東京工芸大学工学部講師
時田節[トキタタカシ]
1977年、東京理科大学数学科卒
藤村行俊[フジムラユキトシ]
1983年、岡山理科大学卒
山口哲[ヤマグチテツ]
1997年、東京理科大学理学部第二部数学科卒。1999年、筑波大学大学院修了(数式処理と数値解析を中心に研究)。Wolfram Research社エンジニアを経て、現在はフリーの数式処理プログラマとして活動
米村明芳[ヨネムラアキヨシ]
1979年、京都大学理学部卒。同大学院(数理解析専攻)で微分方程式の研究を行う。現在、駿台予備学校専任講師
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