内容説明
こんな時代に大躍進「ジュンク堂書店」とは何か。小売りのヒントがここにある。
目次
ジュンク堂とは何か―ジュンク堂のコンセプト
フラットで柔軟な組織と運営
採用―書店の最大の財産は書店員
売る書店、売れない書店
返品、このやっかいなもの
神戸児童殺傷事件と『フォーカス』
万引きとの戦い
詐欺事件
書店が舞台に変わる日―サイン会あれこれ
震災復興―巨大な逆境をチャンスに
変貌する特約店制度と講談社の底力
街の書店はこうやって生き残る
工藤恭孝社長のパワーの源
著者等紹介
渡辺満［ワタナベミツル］
１９６６年、関西ブックローン株式会社（現ブックローン）入社。１９７６年、（株）ジュンク堂書店へ転籍し、ジュンク堂書店立ち上げに参画して、三宮店店長、統括本部長、総務部長を歴任。ジュンク堂の躍進を支えた。２００１年７月、同社を定年退職
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感想・レビュー
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itoko♪
64
ジュンク堂書店の立ち上げからジュンク堂を支えてきた著者。ジュンク堂への愛社精神溢れる歴史と、書店や出版業界の裏話が、理路整然と分かりやすく綴られています。震災からの復興の頁は、胸がつまるようでしたが、『逆境すらピンチに変える』社長の心意気が素晴らしい！著者がベタ褒めするのも納得。上に立つ人は尊敬できなければついて行けないですからね。町の小さな書店にも出来ることはまだまだあるんだ、と勇気とやる気も頂けました。市内にジュンク堂がオープンしたら働きたいです。2015/12/21
魚京童！
19
工藤淳→淳工藤→ジュンク堂2014/03/05
Humbaba
14
Amazonを始めとするネット書店により，通常の書店は苦しい経営を余儀なくされている．しかし，実店舗には実店舗なりの良さというものがある．自分の専門を大切にし，それを伸ばしていけば，充分に戦える．戦っていくためには，人を育て，大切にすることはかけてはならない資質となる．2013/03/11
ジュースの素
4
まずどうしてジュンク堂と言う店名になったのか知りたかったが、こう言う事かと単純に納得。神戸で素人の数人がノウハウも分かっていないのに書店を始めた。 社長がユニークな人で、クセありの人材を募集する。会議もなし、上下の関係もほぼ無し。その棚の担当者が発注・在庫管理をすべてやる。書店に付き物の万引きは多くないだろうと思ったのが素人の悲しさで 何度も捕り物騒ぎになった。ジュンク堂には行った事がないが 近くにあればなぁとちょっと憧れる。2015/03/12
妄想姉妹
4
こんな社長の下で働きたいと思うようなエピソードがたくさん。2009/12/20
