内容説明
1955年の結党以来、自民党は半世紀にわたり、この国の政治を牛耳ってきた。それが、日本の政治の現実である。もちろんこれまでにも、自民党が選挙に負けたことはいくらもあるし、政権から滑り落ちたことさえある。しかし、自民党体制は揺らぐどころか、むしろ強化されてきているようにしか見えない。一見、負けたように見えても、実は負けてはいない。嗚呼、自民党、お前一人がどうしてそんなに強いのか?教科書が教えられない政治学、好評シリーズ第2弾。
目次
1 自民党桃太郎論
2 自民党ぬえ論
3 利権政治のシステム
4 自民党的社会主義
5 都市貧困層の間接的取り込み
6 人材の自民党
7 自民党粘菌論
8 メディア
9 選挙
著者等紹介
土屋彰久[ツチヤアキヒサ]
政治学者。1964年、東京都生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒。中央大学他にて非常勤講師
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感想・レビュー
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