内容説明
スーパーマーケットにはいつでもさまざまな種類の生鮮食品が並んでいます。それらは調理しやすいように、食べやすいようにパッケージされていてとても便利です。でも、ふと「あれ?この枝豆、枝つきだけれど、枝豆って木になるんだっけ?」なんて思ったことはありませんか?お母さん!居酒屋で「春ガツオが旬だよ」とすすめられ、「あれ?カツオの旬って秋じゃなかった?」なんて思ったことはありませんか?お父さん!この本では、定番素材の野菜・肉・魚が生産者によって育てられ、収穫・漁獲され、運ばれ、お店に並ぶまでの流れをたくさんの写真とやさしい解説で紹介しています。
目次
野菜編(アスパラガス;トマト;枝豆 ほか)
肉類編(豚肉;鶏肉・鶏卵;牛肉・牛乳)
魚介類編(まぐろ;かつお;さけ・ます ほか)
著者等紹介
上岡美保[カミオカミホ]
1973年生まれ。香川県出身。東京農業大学博士後期課程修了。博士(農業経済学)。現在東京農業大学講師。専門領域は、食料需要の経済分析、食育に関する研究など
大森良美[オオモリヨシミ]
1971年生まれ。神奈川県出身。水産流通業界紙記者を経て、現在、築地市場内にある財団法人水産物市場改善協会(おさかな普及センター資料館)で食育事業の企画・運営などを行っている。食生活ジャーナリストの会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tellme0112
8
知らないことが多く興味深く思えた。物流業界に進みたいという息子の可能性について考えながら借りた本。精肉関係が特に。命が産み出されてから商品のお肉になるまでの日数を比べたり。これは、大変だわーとイメージが沸いた。銀の匙を思い出しながら。物流もいろんな業種と関わり合う仕事だなあ。相手のことを知りながら商品の特徴にあわせて運ぶ仕事をしていくのね。2020/07/31
neimu
2
子どもと一緒に社会勉強、調べ学習をした気分に。生活科、総合の授業みたいな気分もするけれど、楽しい本。2010/02/08