内容説明
東南~南アジアは世界で最もエビ養殖が盛んに行われているが、同時に環境破壊やエビの病気の蔓延、経済摩擦等の問題も抱えている。エビ消費大国日本と各生産国との関わりは?生産から流通・消費の現状と将来展望を解説する。
目次
第1章 アジアのエビ養殖
第2章 インドネシアのエビ漁業―日本への輸出が与えた影響
第3章 「エコシュリンプ」と粗放養殖風景
第4章 タイ国のエビ養殖業
第5章 マレーシア国の養殖事業と土地利用調整
第6章 ベトナム国のエビ養殖と流通
第7章 日本のエビの流通と消費
付章 エビ漁業と環境認証制度―MSC(Marine Stewardship Council、海産物管理協会)の役割
著者等紹介
多屋勝雄[タヤカツオ]
東京海洋大学海洋政策文化学科教授
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