海洋観測物語―その技術と変遷

海洋観測物語―その技術と変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425511419
  • NDC分類 558.3
  • Cコード C0056

内容説明

日本の近代海洋観測40年の足跡を詳述。技術発展や観測方法の変遷を多数の図と写真、様々なエピソードを交え、読みもの風に紹介。

目次

海洋観測事始め
朝潮丸時代の思い出
定点観測
凌風丸による三陸沖定期観測
観測法の進展
海洋観測機器の進展
1950年代海洋観測関連の話題
深海観測が始まるまで
深海底の観測
固体地球の観測と地震津波〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Arisaku_0225

11
海洋観測一筋を自負する著者が、普段一般人が知る由もない観測船での調査・研究法から船上での様子を30のテーマを元に記述されている。海洋観測というと、塚本勝巳らによるニホンウナギの産卵場調査が有名であるが、彼らの成功の裏には地道な海流、水温、塩分その他諸々の海洋観測の蓄積あってこそであり、海洋を知るためには欠かすことが出来ない概念である。この本では特に実際の調査器具や方法にスポットライトを当てたテーマが多く、少々専門的であったものの目的の為に作られた観測機器や観測船はアナログからデジタルへと進歩する様子も→2022/10/26

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