内容説明
本書はソロンの改革時からペロポネソス戦争期までのアテナイ、とりわけアテナイ民主政を、自由と正義という二つの軸を通して把握しようとしたものである。
目次
第1部 自由(イセーゴリアとパレーシア―発言の平等と言論の自由;ヘロドトスにおける「イセーゴリア」;ソロンの政治思想における自由 ほか)
第2部 ソロン(ソロンとメガラの民主政;ソロンの僭主政観;ソロンの「政治詩」の展開 ほか)
第3部 正義(アリステイデスの主義;アテナイ帝国と正義―伝クセノフォン『アテナイ人の国制』の場合;五世紀後期におけるポリス間正義 ほか)
第4部 アテナイ民主政の比較考察(「アレオパゴス会議の指導」とエフィアルテス改革―クレイステネス国制の性格づけのために;ギリシア世界におけるアテナイ民主政;最近の諸ポリス研究―研究ノート)
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- 和書
- 大統領の密使 角川文庫