イーダ―美しい化石になった小さなサルのものがたり

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イーダ―美しい化石になった小さなサルのものがたり

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  • サイズ A4判/ページ数 62p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784422760636
  • NDC分類 K457
  • Cコード C8745

出版社内容情報

人類の進化の謎を解くカギと言われた美しく完璧な化石、イーダ。古代の暮らしや研究者たちの発見・研究の様子を描いた物語絵本。

学名ダーウィニウス・マシラエ、愛称「イーダ」は見事な骨格と胃の内容物までわかる美しい状態で発見された4700万年前の化石。若いメスの霊長類であるイーダは、人類の進化の謎に迫る重要な標本として、古生物学者たちのドリームチームによって研究が進められ、その様子は科学ドキュメンタリー番組にも取り上げられた。イーダの愛らしい暮らしぶりや、研究者たちの発見・研究の様子を美しいイラストとともに描き出す物語絵本。

イーダのモノガタリ
イーダを調べる
メッセル
メッセルで生活していた動物たち――水のなかで
メッセルで生活していた動物たち――地面の上で
メッセルで生活していた動物たち――木の上で
メッセルで生活していた動物たち――空で
イーダに近い動物たち
イーダがノルウェーのオスロに到着する
研究チームがイーダを調査する
進化ってなに?
霊長類の進化
イーダを描こう!
イーダのように生活する
さて、クイズです
答え

【著者紹介】
オスロ大学自然史博物館教授。古生物学者。

内容説明

4700万年前ちいさなちいさなおサルさんはおかあさんからのいっぱいの愛情をうけて元気いっぱいに育ちました。なかまたちと声をかけあい、木から木へと移動して、食べ物になる葉っぱをさがします。ところが、あるとき、かのじょはあるできごとに巻き込まれてしまいます。それから4700万年がたち、古い時代の生き物たちを研究する学者たちは驚きの声をあげました。「なんて美しい化石なんだろう。なんて完璧なんだ!」そうして研究者たちの探究がはじまります。いったいこの子ザルはどのように生活し、何を食べ、どんなところで眠り、そして、わたしたち人間とはどんなふうな親戚関係だったのか。「イーダ」と呼ばれる世界で一番美しいサルの化石のものがたり。

目次

イーダのものがたり
イーダを調べる(メッセル;メッセルで生活していた動物たち;イーダに近い動物たち;イーダがノルウェーのオスロに到着する;研究チームがイーダを調査する;進化ってなに?;霊長類の進化;イーダを描こう!;イーダのように生活する;さて、クイズです)

著者等紹介

フールム,ヨルン[フールム,ヨルン]
古生物学者。オスロ大学附属自然史博物館教授。イーダの化石など古い時代に死に絶えた生物を研究している

ヘレヴェ,トルシュタイン[ヘレヴェ,トルシュタイン]
オスロ大学附属自然史博物館でウエブ編集者をしている

ヴァン・フルセン,エステル[ヴァンフルセン,エステル]
科学イラストをたくさん描いている画家

河野礼子[コウノレイコ]
国立科学博物館で古い時代の人類について研究している

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
フランス語の翻訳者。たくさんの絵本を翻訳している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

106
完璧な姿で発見された一体の化石から、たくさんのことが解明された。4700万年前ドイツがジャングルだった頃、そこに暮らした一匹のおサル。研究チームは彼女をイーダと名付けた。何を食べ、どうして死んだのか、太古のドラマを美しい絵で見せてくれる。子どもたちが生き物の進化や考古学、地層学などに興味を抱くきっかけになりそうな本。2017/10/18

marumo

27
表紙を見て撃沈。4700万年昔の小さなおサルの美しい化石。静かに横たわるその姿はとても愛らしい。前半は想像ではあるけれど、生を謳歌し、群れからはぐれ不安に惑うイーダの姿が描かれます。そして一瞬の出来事で果敢なくなる生命の姿も。児童書とはいえ自然科学の本なので感傷的な表現は一切ありませんが、古生物学者、ヨルン・フールムの解説は生命への愛と敬意に溢れています。地球がまだドロドロ、グツグツしていた遙かな時代に想像を巡らせたのでした。2017/11/15

やどかり

25
絵がきれいだった。4700万年前の地層から発見された化石の子猿、イーダの一生を推測した絵本。化石の詳しい解説も載っていて、児童書だけど後半は私には話が難しいかな。他にもたくさんの化石がいい状態で発見されていて、推測されたお話の時代を裏付けているし、想像力をかきたてられる。2016/12/26

みよちゃん

18
化石を見ただけで、素敵なストーリーと絵が、人類が全く見たこともない時代を表現できるものだと感心しました。美しい化石という表現も研究者がつけたのか、わかりませんが、イーダが愛しく思われました。2017/05/07

たまきら

18
古生物学者さんと以前お仕事させていただいたときに、盗掘やアマチュアの手に渡って研究ができない化石の存在を知ってびっくりしたことがある。イーダもそうなるところだった…。人は完璧なものに惹かれてしまうけれど、探究する科学の目を優先してもらえたらいいな、と思える勉強になる絵本でした。オタマさんが表紙が気に入って借りたのですが、難しすぎたのでオタマさんは最初の部分のみ熟読。オカンがたっぷり楽しみました。2015/11/10

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