出版社内容情報
【解説】
様々な意味と効果をまといつつ古代から伝わってきた世界の代表的な文様80余種のサンプル1670を,起源・変遷にふれながら紹介。そのまま使えるように1頁に4~5点ずつ掲載。
内容説明
83種の文様をとりあげ、数種類の図版と解説で示す事典。巻末に参考文献を付す。
目次
月桂樹
オリーヴ
オーク
アカンサス
パルメット
忍冬
ハニーサックル
蓮華(ロータス)
バラ
ブドウ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jezebel
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心を打たれた言葉を抜粋。 「草花を愛し、食べられもしない花を飾り始めたことも申にはない文化であり、遠くネアンデルタール人の墓からも花は出土している。これは花という植物の生殖現象を<性の最高の形=頂点>として賛美する様式であり原人と言われる初期人類時代から既に花が祭祓に用いられていたのである。」 私が花を好きなのは性崇拝などの「性文化」が好きなことと共通することがあったからなのか…と妙に納得。2017/08/22
tkg
0
文様の羅列にとどまらず、それの起源や発展の様相について記述しているのが面白かった。2021/03/01