出版社内容情報
世界の代表的な写真家67人の作品と、二度の世界大戦で兵士たちが撮った未公開写真を多数収録した。写真の黎明期から現代まで。
アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパ、ウォーカー・エヴァンスをはじめ、東松照明、中平卓馬、森山大道など、写真の黎明期から現代まで、日本を含む世界の代表的な写真家67人と、第1次世界大戦と第2次世界大戦の兵士たちが撮った未公開の写真を多数収録。一枚の写真の中には、複雑に絡まり合って重層化した意味や価値を発見することができる。写真史の第一人者による斬新でホットな写真論。
【著者紹介】
1981年に『写真の歴史』(テムズ・アンド・ハドソン、邦訳:岩波書店、伊藤俊治・石井康史訳)、1997年に写真を精査する『写真の本』(ファイドン)、1998年にテーマ研究のシリーズ「タイム・フレームス」(アンフォト)を出版。1999年英国の国立写真映画テレビ美術館のために「リヴィジョンズ」と題した「写真のもうひとつの歴史」を執筆。2000年マーティン・ケンプ編集の「オクスフォード西洋美術史」で写真を起源から概説。また1970年代と80年代にはアラン・ロスの「ロンドン・マガジン」で美術批評を発表。主にロンドン大学ゴールド・スミス・カレッジとプラハの中央ヨーロッパ大学で教えている。
内容説明
写真の重層的な意味を読み解く。写真の黎明期から現代まで、日本を含む世界の代表的な写真家67人と、第1次世界大戦と第2次世界大戦の兵士たちが撮った未公開の写真を多数収録。写真史の第一人者による斬新な写真論。
目次
ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット
ディヴィド・オクタヴィウス・ヒルとロバート・アダムスン
ギュスタヴ・ル=グレイ
ロジャー・フェントン
ジュリア・マーガレット・カメロン
ピーター・ヘンリー・エマスン
フレデリック・H.エヴァンス
ユジェーヌ・アジェ
ルイ・ヴェール
ポール・ジェニオー〔ほか〕
著者等紹介
ジェフリー,イアン[ジェフリー,イアン][Jeffrey,Ian]
1981年に『写真の歴史』(テムズ・アンド・ハドソン、邦訳:岩波書店、伊藤俊治・石井康史訳)、1997年に写真を精査する『写真の本』(ファイドン)、1998年にテーマ研究のシリーズ「タイム・フレームス」(アンフォト)を出版。1999年英国の国立写真映画テレビ美術館のために「リヴィジョンズ」と題した「写真のもうひとつの歴史」を執筆。2000年マーティン・ケンプ編集の「オクスフォード西洋美術史」で写真を起源から概説
伊藤俊治[イトウトシハル]
1953年生まれ、東京芸術大学先端芸術表現科教授、美術史家・美術評論家、美術や建築デザインから写真映像やメディアまで幅広い領域を横断する評論や研究プロジェクトをおこなう。『記憶/記録の漂流者たち』(東京都写真美術館)『日本の知覚』(クンストハウス・グラーツ、オーストリア)など内外で多くの展覧会を企画し、文化施設や都市計画のプロデュースもおこなう。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞受賞
内藤憲吾[ナイトウケンゴ]
フリーの編集者・翻訳家・著術家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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