出版社内容情報
【解説】
ユングの膨大な著作を精選し,的確な解説を付して編集した希有の一冊。巻末には,ユングの生涯と業績年表をはじめ,ユング心理学独特の用語解説や,全著作目録を付す。
内容説明
これだけ読めば…ユング心理学のすべてが分かる。選び抜かれたユング著作のエッセンス。
目次
第1章 初期の仕事
第2章 フロイトとの蜜月、その理論からの懸隔
第3章 集合的無意識と元型理論の発展
第4章 元型―影、アニマ、アニムス、ペルソナ、老賢者
第5章 タイプ論とこころの自己調整
第6章 個人の発展
第7章 統合、全体性、自己
第8章 対立するものと自己―悪の問題と神
第9章 ウーヌス・ムンドゥスと共時性
第10章 人間とその未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryuka
1
本書によりユング心理学を体系的に知ることができる。原注と訳注で示されてる本は、さらに造詣を深めていくために必要だと思われる。今後読み進めていきたい。 とりたてて感動した部分は 元型の影についてと善と悪についての考察である。 そこで語られていたのは、一切の投影を放棄して自分の中に全ての悪を見出し生きていける人が本当の人格者であるということだ。自分の悪を自分から切り離さずに受け止めれるような人間になりたいと思う。2019/07/28
き
0
第7章、第10章が全くもって理解出来ず。頭追いつかん。またいつかリベンジしよ。2016/03/30