61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました

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61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784420311038
  • NDC分類 498.021
  • Cコード C0095

出版社内容情報

精神科医として知られる著者は、2022年春、北海道南部のむかわ町穂別にある「へき地診療所」で総合診療医としてデビューした。
この大転換をひっそり決意したのは50代半ば。そこからの転職活動はハードルの連続! 年下の医師から学ぶ総合診療医研修、35年ぶりの自動車運転免許再取得、はじめてのクルマ購入、転職先探しとオンライン面接、大学教授職辞職、慣れ親しんだ東京から北海道への引っ越し……。
そこまでして「むかわ町穂別」に就職した理由は……え、「恐竜」って、何それ、なんで!?
定年が見えた年齢からの一大決心。その発端を少女時代まで遡り、心のままに突き進んだ慌ただしくも魅力的な“人生大転換ストーリー”!

【著者略歴】
香山リカ(かやま・りか)
1960年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学在籍中から執筆活動を始める。同大学卒業後は精神科医として臨床に携わりながら、帝塚山学院大学教授、立教大学教授などを歴任。また現在に至るまで精神医学、政治、カルチャー等、幅広いジャンルで執筆活動を続け、多数の著書を刊行している。50代半ばから地域医療を志し、2022年4月に北海道のむかわ町国民保険穂別診療所で総合診療医として着任。週末には東京での精神科診療も継続しており、北海道と東京を往復する2拠点生活を送っている。

【目次より】
◆第0章「ふたつの死」に背中を押されて
ひとつめの死 母親との別れ/ふたつめの死 中村哲先生が亡くなった

◆第1章 へき地医療への道、開幕
地域医療の最前線で働く同級生たち/まず、からだを鍛えよう/運転の話 35年ぶりの再チャレンジ/総合診療科研修希望、連敗/救いの神は、まさかの母校! etc.
◆第2章 転職活動、本格始動!
国際医療に貢献したい/海外に行かなくても「一隅」は照らせるはずだけど/デイヴィッド・バーンに恥ずかしくない生き方がしたい etc.

◆第3章 ちょっと昔ばなし 科学好きの女の子が精神科医になるまで
わりと昔の話 科学が好きな小学生/古生物学や天文学に親しんだ中学時代/高校で上京、はじめての下宿生活/科学との別れ、ポストモダンとの出会い/「香山リカ」誕生 etc.

◆第4章 職場決定、決め手は恐竜
恐竜博2019/カムイサウルスにのめり込む/「むかわ町」って、あの「むかわ」?/心を決めて、穂別診療所に連絡!/いよいよオンライン面接 etc.

◆第5章 いざ“カムイサウルスの町”へ!
穂別の地に見参!/カムイサウルスにごあいさつ/はじめてのクルマ購入/運転の話ファイナル 恐怖のマルホランド・ドライブ/穂別の冬を越えて/へき地診療所常勤医の日常 etc.

内容説明

より道、よこ道、まわり道して、たどりついたのは「恐竜の町」。驚きの人生大転換ストーリー!

目次

第0章 「ふたつの死」に背中を押されて
第1章 へき地医療への道、開幕
第2章 転職活動、本格始動!
第3章 ちょっと昔ばなし 科学好きの女の子が精神科医になるまで
第4章 職場決定、決め手は恐竜
第5章 いざ、“カムイサウルスの町”へ!

著者等紹介

香山リカ[カヤマリカ]
1960年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学在籍中から執筆活動を始める。同大学卒業後は精神科医として臨床に携わりながら、帝塚山学院大学教授、立教大学教授などを歴任。また現在に至るまで精神医学、政治、カルチャー等、幅広いジャンルで執筆活動を続け、多数の著書を刊行している。50代半ばから地域医療を志し、2022年4月、北海道のむかわ町国民健康保険穂別診療所に総合診療医として着任。週末には東京での精神科診療も継続しており、北海道と東京を往復する2拠点生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

15
東京在住の精神科医、著作家、そして立教大学教員(学科長)が、還暦を迎えて、北海道の郡部(生まれ故郷ではない)で、地域医療に従事するまでの経緯が語られる。運転免許を取得し、母校の総合診療科で研修する日々、そして診療所選択の鍵が恐竜の化石であったこと、が赤裸々に記される。人生は60代でいかにやりたいことをやり過ごせるかが、大切だ。残り少ない60代を、私は楽しめるか、考える機会となった。2024/03/07

onasu

14
そう言えば、メディアでお見かけしなくなっていたなという精神科医の香山リカさん。何と、北海道はむかわ町でへき地医療に携わっていたとは!、それも還暦過ぎに、大学教授の職を…(タイトルまんまや…)  その辺りは読んでもらうとして、何事によらず、何歳になってもやりたいことをやるというのはいいですね。誰でもとはいかないでしょうが、余生という過ごし方は、それを望んでいるならともかく、そうじゃないと、鬱憤を溜めた老いになりそう。(自戒も込めて)  おもしろく読んでこれましたが、謙遜の表現が目についたのが玉にキズでした。2024/04/08

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