出版社内容情報
監査の厳格化や内部告発により粉飾が暴かれるケースが増えているが,従来型の粉飾も後を絶たない。最近の粉飾16例を分析して将来の粉飾の方向を予想し,粉飾に対する分析法を紹介する。
内容説明
大規模粉飾、いまだ止まず!!最近の会社ぐるみ大型粉飾の出現は、監査厳格化の過渡期における例外的現象か、それとも…。第2版では新たに起きた粉飾事例を多数追加、それらの分析を通して、今後の粉飾の方向を大胆に予想する。
目次
第1部 総論(最近の粉飾の特徴;最近の粉飾の手口;粉飾発見のための財務分析法)
第2部 事例研究(最近特に話題になった粉飾;資産水増型;売上水増型;売上先行計上型;局地型;最近の会社ぐるみ大規模粉飾)
第3部 おわりに(最近の粉飾の総括;監査厳格化時代の上場会社与信管理;終章)
著者等紹介
井端和男[イバタカズオ]
1957年一橋大学経済学部卒業。4月日綿実業(現双日)入社、条鋼管部長、国内審査部長、子会社高愛株式会社常務取締役などを歴任。1991年7月公認会計士事務所を開設。公認会計士、中小企業診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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