原点復帰の会計学―通説を読み直す (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784419041168
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C1063

内容説明

本書は、会計の世界にある天動説や地球平面説をあぶりだそうというもの。会計の論理とか会計の基準とかいっても、多くは実務をルーツにしたものであり、少し冷静に考えてみると、その論拠も怪しげであったり、あちこち、矛盾するものであったりしている。本書のねらいは、そうした論理性のない実務や矛盾をあばきだして、会計の理論を構築するための、素朴な会計観をうち立てようとするものである。

目次

プロローグ 会計の世界は「なぜ」だらけ「なぞ」だらけ
第1章 コンセプチャル・フレームワーク論とピースミール・アプローチ論
第2章 真実性の原則は誤解されていないか
第3章 継続性の原則は会計のアキレス腱か
第4章 経理は自由か不自由か
第5章 利益は発生するか―未実現利益の怪
第6章 債務超過の判定と資産の評価基準
第7章 会計ディスクロージャーの本質とわが国の会計制度
第8章 お題目の日本型会計ディスクロージャー
第9章 会社のガン告知―公認会計士の仕事
第10章 間違いだらけの時価会計
第11章 ギャンブラーたちのアメリカ会計
エピローグ 原点復帰の会計学

著者等紹介

田中弘[タナカヒロシ]
神奈川大学教授・商学博士。公認会計士二次試験委員、大蔵省保険審議会法制懇談会委員、郵政省簡易保険経理研究会座長、大蔵省保険経理フォローアップ研究会座長、大蔵省支払保証制度研究会委員、ロンドン大学客員教授、国際会計研究学会理事、日本会計研究学会評議員などを歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バジンガ

2
約300頁の本ですが、小説のようにすいすいと読めます。また、会計のあるべき姿について軽妙な文章で展開されています。会計に携わらない方にも、会計の世界で何が問題なっているかよくわかる本です。2019/04/04

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