釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝

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釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝

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  • サイズ 46判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418195015
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2020年11月20日、急逝した『釣りキチ三平』の生みの親、矢口高雄氏は秋田県出身。
新聞記者として東京から秋田に赴任した著者は、街のいたるところで「三平くん」に出会う。
数十年前に流行ったマンガの主人公がなぜ今も……。
筆を折り、病を得ながらも、故郷の「横手市増田まんが美術館」を通じて、
81歳で亡くなるまで、マンガと故郷に対して深い愛情を注いだ。
少年時代の手塚マンガとの出会い、安定した銀行員生活を捨ててのマンガ家転身、
そして『釣りキチ三平』の大ヒット、東日本大震災、旧作「マタギ」の約40年ぶりの再評価……
著者の足掛け5年にわたるご本人と関係者への多くのインタビュー、
取材で見えてきた矢口氏のマンガ家人生から、マンガの、そして日本の過去・現在・未来が見えてくる。
「ガマンだガマン ここ一番が踏ん張りどころ 暗い闇夜も必ず明ける」
コロナ禍のなか、ツイッターでつぶやかれた言葉が心に残る……。

内容説明

追悼、矢口高雄先生。『釣りキチ三平』、『マタギ』など今再評価されるマンガ家の人生を追う。

目次

第1章 80歳のツイッター
第2章 断捨離と復活
第3章 「三平」の原風景
第4章 地方の時代
第5章 「エッセイ漫画」の境地―秋田の足跡
第6章 マンガ家たちとの邂逅
第7章 「名伯楽たち」との縁
第8章 描きたかった郷愁―作品の魅力
第9章 横手市増田まんが美術館

著者等紹介

藤澤志穂子[フジサワシホコ]
元全国紙経済記者。学習院大学法学部政治学科卒、早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻中退。米コロンビア大学ビジネススクール客員研究員、放送大学非常勤講師(メディア論)、秋田テレビ(フジテレビ系)コメンテーターなどを歴任。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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りんご

42
「釣りキチ三平」は実家に何冊かありました。そのおかげで釣りには強い憧れがありました。矢口高雄先生は秋田県出身。山野、海、川、生き物たちが生き生きと描かれているのは実体験があるからでしょうか。今よりも漫画の地位がずっと低かった時代に、良書を世に出す事で地位を高めてくださった漫画家の一人です。秋田は遠いなあ。「横手市増田まんが美術館」ってのがあるそうですよ。ああー、釣りキチ三平読みたいなー。2023/08/07

yyrn

21
『釣りキチ三平』で青少年の釣りブームを巻き起こし、日本の自然の素晴らしさを描き続けた漫画家・矢口高雄の歩んだ道のりやその功績を、様々な関係者の証言を集めて肉付けし、十二分に伝えているとは思うが、それが心に響かないのは、スポーツ選手を追いかけるノンフィクションのような書き方をしているからではないか?〇〇に感激した、〇〇を嫌っていた、〇〇を見返した、というような直接的な表現が多く、記事を読んでいるようで、作風から連想される懐かしさに十分浸れなかった。▼冒頭、マンガの原画保存に奔走され、自作のみならず多くの⇒2021/02/04

CTC

9
世界文化社刊、一気読み。矢口高雄さんが亡くなったのは先月の20日、81歳…。それに合わせて安易につくった本かと思えばさにあらず。著者は産経の元秋田支局長。16年に同職として赴任して以後取材に足掛け5年、「最終校正が大詰め」の頃、矢口さんの訃報に接したそうだ。体調不良は判っていて「出版を誰よりも楽しみにしていた矢口氏がお元気なうちに」と急いでいた矢先に…著者の無念も伝わってくる矢口高雄さんの評伝。いやぁ矢口さん、既に断筆していたそうだが…改めて喪失感がある。ご冥福を祈りつつ…いい本でお別れできたかな。2020/12/19

むむむ

2
矢口作品を読んだことないのに何故か読むという……。「釣り」と「マタギ」を生涯のテーマに、自然と人を描き続けた漫画家。故郷の豊かな自然を愛しながらも、閉鎖的な田舎と都会のギャップに複雑な想いを抱き続けてきた。地方が抱える社会問題を肌で感じて来たからこそ描けた作品たちがたくさん。地方と都会を気軽に行き来できる現代でも、その魅力と問題意識は色褪せない。手塚治虫に憧れ、マンガの地位向上を目指していたことから原画保存にも尽力。アーカイブ施設を兼ねた秋田の美術館には各地からマンガファンが訪れるそう。2022/10/05

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