内容説明
元銀行家にして現東京會舘会長である著者が長らく親しんだフランスの「食」について綴るあれや、これや…。市井の人々の食事情から、歴史を彩る「料理」と「人」のドラマティックなエピソードまで、食卓で思わず人に話したくなる美味しい話が満載。
目次
第1部 エッセー フランスのガストロノミー(フランス料理との出会い;ガストロノミーの里;ルーチエRoutiers;「料理」と「言葉」 ほか)
第2部 フランス料理の歴史(中世―フランス料理の歴史の始まり;ルネッサンス―フランス料理の揺籃期;十七世紀―高級フランス料理の誕生;十八世紀―宮廷料理からブルジョワジーの料理へ;十九世紀―フランス、ガストロノミーの黄金時代;二十世紀―新たな模索への始動)
ダイアローグ 「フランスの食文化、ここが知りたい」(二〇〇三年十月)
著者等紹介
鈴木謙一[スズキケンイチ]
1931年、横浜市生まれ。1954年、慶應義塾大学経済学部卒業、株式会社日本興業銀行入行。1959~60年、フランス政府給費技術研修生としてパリに、1973~77年、日系ユーロ・バンク役員として再びパリに滞在。1992年、株式会社東京會舘社長、2002年以降同社会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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