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御力

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784418045020
  • NDC分類 174
  • Cコード C0095

出版社内容情報

著者は、春日大社の宮司であり、また医学博士でもあります。現代人が見失ったこころと生き方をわかりやすく説いています。さまざまな迷いや悩みがすっと整理される一冊です。

内容説明

「魅力」の魅はモノノケ、「御力」の御は神。つまり神の力。歴史の中で培われてきた神を敬うこころを忘れ、祖先の伝統を置き去りにしてきた今の日本。偽りのまかり通る社会に決別を告げるために、今こそ日本人の原点に立ち返り、「御力」ある真実の生き方を見つめる。医学博士でもある春日大社宮司が現代の視点で語る神と日本人。

目次

第1章 日本と日本人
第2章 男・女の人生と美
第3章 いのちを伝える(子育て・教育)
第4章 いのちを伝える(人生)
第5章 神を敬い祖先を尊ぶ
終章 御力の時代へ

著者等紹介

葉室頼昭[ハムロヨリアキ]
春日大社宮司、医学博士。昭和2年、藤原氏系の氏族として東京に生まれる。学習院初・中・高等科を経て、大阪大学医学部卒。33年、医学博士号を取得。その後、38年、大阪市大野外科病院長を務し、43年に葉室形成外科病院を開業し、形成外科の名医として活躍。一方で、57年、大阪国学院通信教育学部に入学し、平成3年、神職階位・明階を取得。4年、枚岡神社宮司に就任し、6年に春日大社宮司に。11年には階位・浄階、神職身分一級を授けられる。とりわけ祭祀の多い春日大社で宮司として多忙を極めつつも、医学や科学、社会の視点を加えながら献身的に神の道、日本人の生き方について語る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あまね

16
春日大社の宮司でいらした葉室さんの哲学が、たっぷりと詰まった本でした。お母様のエピソードは本当に愛情深く、とても感動しました。また、『持ち越し苦労』と『取り越し苦労』は神様を侮辱する事とのことです。この言葉には、心にズドンと風穴があきました。我をなくし、色んな事が起こっても心配せずに神様にお任せするような心境になれるように努力したいと思います。2017/02/14

T坊主

6
1)取り越し苦労、持越苦労は神様を侮辱すること。2)非常に難しいことではあるが、我欲を祓って無我になる。3)感謝、素直、反省心が人生を決める。 4)日本の良さを認め、それをきちんと言わないところに、今の日本の乱れの原因がある。自分の子供にはあまりにも無知で十分できなかったので、孫には是非色々私の体験や日本の事を話していきたい。5)この世の中のことはすべて賛成とか反対で切る問題ばかりではない。6)本当の命を伝える人はボケない。我欲がなくなっていくという事。7)陰徳を積むことの大切さ、身返りを求めない徳。2014/05/15

mari

4
神様のような手術で、赤ちゃんの口唇口蓋裂を治療した形成外科医から春日大社宮司になられた方です。日本の素晴らしさを伝え、命を伝えていくことの大切さを教えてもらえます。何回も読んでいますが、その度に心に暖かい火種がつくような感じがします。2010/05/12

nemuri

2
神道の本。葉室さんの世界観・人生観が好きです。2008/06/14

スミス

0
戦後の日本人は、日本の過去を否定して突き進んできた。結果、現代は乱れた世の中になっている・・・。だから日本人の源流に立ち戻り、それを未来につなげていこう、というお話でそれは頷けるのだけれど、うー・・・ん。神道本来の考えなのか、葉室さん自身の道徳・倫理観からくるお考えなのか・・・。離婚は我欲で結婚するから起きるのです、人間本来の生き方をすれば離婚はありえないのです、とかカトリック??日本の神さまはもっと大らかなイメージがあるけど・・・。2012/12/22

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