出版社内容情報
なけなしのお金をはたいて買ったきもの物語や、実母による30分500万円お買い上げ「噂の500万円事件」、呉服店でのお誂え苦労話など、群ようこ書き下ろし、まるごと一冊きもの遍歴記。
内容説明
お宝きもの、グッズカラーで紹介。群流きもの遍歴記、待望の書きおろし。
目次
第1章 なぜ?きもの(私の「お地味」着物デビュー;ロンドンブーツより、いつかはのんびり着物を…;黄八丈買えども帯はなし;三十代、すってんてん人生の理由 ほか)
第2章 やっぱりきもの(私の呉服店デビュー;今度はデパートの外商デビュー;初めの一歩はデパートの呉服売場で;着物選びは「意思を強固に」 ほか)
第3章 ぜんぶきもの(「普段着」として着物を着ている人をもっと見たい;“粋”になるもならぬも着る本人次第;私の着物歴、現状のご紹介;私の本棚からのおすすめ本)
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
作家・エッセイスト。1954年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、本の雑誌社に入社。1984年『午前零時の玄米パン』でデビューし独立。その後“無印シリーズ”や日常の生活をさりげなく書いたエッセイ等で、女性を中心に数多くの読者の心をつかむ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんちゃん✡。:*☪·̩͙
37
着物、着たい!(笑)群さんが今まで買ってこられた着物の話、お母様の話、呉服屋さんとのトラブルなど色々楽しく読めたエッセイ。群さんもだけど対談されてる方の着こなしが素敵♪ハレじゃなくて普段着で着物、着れるようになりたいなぁ♪群さんの理想と同じく目指せ「昭和のおかあさん」2014/10/22
がるっち
5
私は振袖買って貰ってないし、着てないけど、憧れるんだよなぁ。着物の方が色、生地、小物、柄、あわせるの難しいじゃない。そこに魅力を感じる。私もyoutubeで自分でやってみよう、今に時間出来たらとか思ってんだけどねぇ。2017/06/28
SAGA
4
読むと着物が欲しくなってきた。対談が着物でそれぞれの方の着こなしが楽しくてたまらないv2012/02/07
おさと
3
わーかーるー!と思うところ多数。私も洋服…似合わんし流行終えない…。最後は雑巾で終わっていたと思ったら、焼いて灰になったものを石けん代わりに使うとは!ほんと、昔の人…すごすぎる。感服。2015/07/20
Yasuko Netsu
2
イラストが西原さんというのもよくあっている。そして、インタビューの最後、美術家の篠田桃紅さんの着物がかっこよすぎる。私は今から毎日来ても彼女の年にあんな風には着こなせないと変な自信を持ってしまう。着物はやっぱり着るものだから、着なきゃいけないねー。2013/07/10