拳魂

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784418025091
  • NDC分類 704
  • Cコード C0095

出版社内容情報

土門拳の“心”にしみた日本の「風土」と「自然」が主要テーマ。単行本未収録随筆多数。温かな心の「襞」を紡ぐ27編

内容説明

深き“心眼”で捉えた日本の「美」と詩情。単行本未収録随筆、多数。温かな心の襞を紡ぐ27篇。

目次

四季“日本”
思わず酔わせた“モミジのくれない”
日本の詩情
南船北馬
すきっ腹物語―奈良の思い出
美しきものへのあこがれ
ぼくの写真学
風見鶏
偏執狂的な風景
『古寺巡礼』忘れえぬことども〔ほか〕

著者等紹介

土門拳[ドモンケン]
写真家。明治42年(1909年)山形県飽海郡酒田町(現・酒田市)生まれ。画家を志したが、父の反対もあり、断念。昭和8年(1933年)母の勧めで上野池之端の宮内写真場に就職、’35年には名取洋之助主宰の「日本工房」に入社、写真の道へ。’39年「日本工房」退社後、室生寺を皮切りとする古寺および文楽の撮影を開始。戦後はフリーランスとして、リアリズム写真を主唱、『ヒロシマ』や『筑豊のこどもたち』に代表されるドキュメント作品を次々に発表。’60年からはライフワーク『古寺巡礼』の取材を開始、その偉業で菊池寛賞を受賞。終生、追求された幾多の“日本の美”は、まさに「至宝」。平成2年(1990年)死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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へへろ~本舗

1
エッセイ集プラス写真。大胆かつ繊細、研ぎ澄まされた美意識。去年行った土門拳記念館で引き伸ばされた写真を見た時、苔や遠景の葉の一枚一枚、木彫の仏像の木目の一つ一つ、そして水仙の花びらの繊維の一本一本がくっきりと見えた時の感激を思い出した。出来ればエッセイの元となった写真を全て見たかったが…2014/01/15

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