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おとな二人の午後―異邦人対談

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  • サイズ B6判/ページ数 417p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784418005093
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『家庭画報』に連載され、反響を呼んだ「異邦人対談」が、単行本に。常に新風を巻き起こし続ける五木寛之さん。イタリアの地から日本を考えてきた塩野七生さん。二人が、おしゃれ、歴史、健康法にいたるまで、ユーモアを交えて本音で語る対談集。

内容説明

旅と自由を愛する異色作家2人がおしゃれから歴史、おとなの色気まで本音とユーモアで語り合う贅沢な時間。ほんとうのおとなたちへ、そして、これからおとなになる人たちへ。

目次

ローマからの故国の眺め
おしゃれは悪魔の誘い
物語のあるイタリアの靴に惚れる
古い物の背後にさす物語の輝き
古代『ローマの休日』を歩く
政治も教育もセクシーでなければ
超常識的健康法のすすめ
いま“寛容(トレランス)”の時代がやってきた
ワインと車と、色のいろいろ
アートを最高に楽しむコツ
私たちにとって宗教とはなにか
セクシーな文体と時代の風の微妙な関係
貧しかったが尊敬されていたこの国
「スペンデレベーネ」したあとの静かな死
東京での再開「異邦人対談」番外編
“わがイタリア偏愛の記”

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

21
日本絶頂期の頃、イタリアで成功した小説家が対談といったところ。福田氏の「文章とは意味を伝えるだけでなく肉体生理をつたえるもの」、免疫とは自己の認識を確立するところからはじまるという話、ドストエフスキーを明るく読む章は楽しく読めた。2020/06/28

星落秋風五丈原

14
婦人画報に連載された二人の対談をまとめたもの。旅と自由を愛する異色作家2人がおしゃれから歴史、おとなの色気まで本音とユーモアで語り合う贅沢な時間。ほんとうのおとなたちへ、そして、これからおとなになる人たちへ。2000/11/17

yomineko@猫と共に生きる

9
五木先生が好きなので借りた。初めの方は塩野さんの話が面白くなくて途中で放置していたけれど、やっぱり読もう!ってなって読んだら中々面白かった。イタリアっていいなあ~、永遠の都か。五木先生の深くて広い教養に今一度感心して驚いた。ロシアにも詳しくて素敵。イタリアの靴、いいなぁ。(と支離滅裂な感想文を書いている自分を恥じる)2017/11/03

あちゃくん

6
大人ならではの広い視座を持ち、大人ならではの余裕を感じさせる二人が、ファッションやアート、政治や日本人論などについて語った対談集。それしにしても、塩野さんのイタリア散策のガイドを頼めるんだとしたら、贅の極みですね。2011/09/19

5
【再読】二人の作家が、率直に語りあう対談集。話題は、文化・医療・宗教・歴史・国際社会・日本社会など様々で、普通におしゃべりしてる感じで読みやすい。「日本で討論会をやると、各自が勝手にしゃべって、対話が成り立たなくなっちゃうでしょう。やはり論じ合う事に慣れてないと思うの」「融和ってほんとうは、いろいろちがった意見を調整してこそ成り立つものなのにね」「今の日本はまだ、それとはほど遠いですね」「外国人がこれからもっといろいろな日本の社会にはいってきますよ。そのときどうするのか」というのには同意です。2013/12/11

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