文字と組版ライブラリ
日本語活字ものがたり―草創期の人と書体

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416609026
  • NDC分類 749.41
  • Cコード C3021

目次

第1話 本木昌造・平野富二、危機一髪―幕府輸送船長崎丸二号遭難始末
第2話 明朝体が上海からやってきた―ウイリアム・ギャンブルの来崎
第3話 移転を繰り返すミッションプレス―美華書館跡地考
第4話 四角の中に押し込めること―築地活版の仮名書体
第5話 ゴマンとある漢字―増え続ける漢字数
第6話 漢字に背番号―一九世紀のコードポイント
第7話 Meは横組み、拙者は縦組み―幕末・明治の和欧混植
第8話 無名無冠の種字彫師―活字書体を支えた職人達
第9話 毛筆手書きの再現はうまくいくのか―連綿体仮名活字の開発
第10話 アイディアは秀、字形は不可―偏傍・冠脚を組み合わせる分合活字

著者等紹介

小宮山博史[コミヤマヒロシ]
1943年東京新宿生まれ。国学院大学文学部卒業。佐藤タイポグラフィ研究所に入所し、佐藤敬之輔の助手として書体史、書体デザインの基礎を学ぶ。佐藤没後研究所を引き継ぎ、書体デザイン・活字書体史研究・レタリングデザイン教育の三つを柱として活動。武蔵野美術大学、桑沢デザイン研究所、阿佐ヶ谷美術専門学校の非常勤講師。佐藤タイポグラフィ研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コットン

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日本語活字の印刷に関わった人達の歴史。最初は教会の伝道のために発展。凄いと思ったのはひらがなを印刷する(日本人が作っていった)のに、手書き文字が一字種多字形であるのにたいして活字は基本的には一字種一字形なところや正方形におさめるなど、デザイン力のセンスが問われるところ。2017/05/27

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