内容説明
現在の日本のモノ作りで活躍するプロダクトデザイナー10人の作品ギャラリーと本音インタビュー。
目次
秋田道夫―あきれるほどにシンプルでそれでいながら本質に迫る「形」を作りたい
安次富隆―テクノロジーが好きでもっと進化したいけれど一方で職人技、神業を何例も見てきています
川崎和男―デザインはモノ作りのリーダーシップを取る職業です
喜多俊之―デザイナーはコックさんによく似ていて、手元の素材をどう美味しく料理するかなのです
小泉誠―僕は生活の道具をデザインしているので、求められるものだけを作っていきたい
塚本カナエ―デザインは夢を見ていただく仕事だと思うのでポジティブにいきたいですね
廣田尚子―私のデザインは論理を感性に転化するという作業です
村田智明―未来はこうありたいということを描いて、それを実現化していく行為自体がデザインなんです
山中俊治―学術論文を読んでいても「美しいかも」と思える瞬間があるんです
山本秀夫―デザインという行為は整理して翻訳して解決することです
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
2
日本を代表するプロダクトデザイナーの作品とインタビューを紹介。美しいデザインばかりで目の保養になる。こんなデザインのプロダクトに囲まれて暮らせると良いのだが。。。2022/05/25
sloth_life
0
私が自動車をデザインしたとします。何年間か乗って壊れた時に、ボンネットの裏に「今まで大切に使ってくださってありがとう」とサインがしてあるとかね。物事がダメになった時にもう一度ユーザーが元気になるようなメッセージを送りたい。(P111:by秋田道夫)2022/10/30