内容説明
相次ぐ不祥事で、国内の農産物は消費者からの信頼を失った。信頼回復と、21世紀の新しい農産物流通のために何をすればいいのか?本書は、関係者がふみ出すべき“第一歩”の実践マニュアルであり、消費者に農と食と安心について考えて頂くための本である。
目次
第1章 農産物とトレーサビリティ(トレーサビリティとは;トレーサビリティ問題を取り巻く状況)
第2章 産地にとってのトレーサビリティ(「どんとこい、トレーサビリティ」と言いたい;農産物のトレーサビリティの全体像 ほか)
第3章 トレーサビリティを巡る動きと今後の方向(農産物トレーサビリティの取り組み;農林水産省の動き ほか)
第4章 トレーサビリティの先に見えるのは(対談 監査・認証とトレーサビリティ;農産物のマーケティングの時代が始まる)
著者等紹介
山本謙治[ヤマモトケンジ]
95年3月慶応義塾大学環境情報学部卒業。95年度ヤンマー学生懸賞論文にて、論文「僕と畑とネットワーク」が大賞受賞。97年3月慶応義塾大学院政策・メディア研究科修士課程卒業。97年4月野村総合研究所入社。電子商取引のコンサルティング業務に従事。畜産業界団体・農産物流通団体のECビジネス事業を立案。2000年5月ワイズシステム入社。現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。