• ポイントキャンペーン

月と暮らす。―月を知り、月のリズムで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416211267
  • NDC分類 446
  • Cコード C0072

出版社内容情報

月は最も身近でミステリアスな存在。古のライフスタイルにならい、月を知り、月のリズムを取り入れた暮らしを見直してみましょう。

月と、月のある風景の美しい写真をメインとして、月と生活とのかかわりを紐解いていきます。
人間の暮らしと深い関係にあり、潮汐、暦、バイオリズムにも影響を与えるとされる「月」の不思議と魅力を、月のある風景を芸術的にとらえた写真と共に紹介します。
天文学的な解説は最低限とし、満月から新月、三日月、十五夜、十六夜、立待、居待、寝待など暦や文化に関するトピックを中心に紹介、古来からの月のめぐりと人間の生活の関係を解説します。
月をモチーフとした芸術、占星術や神話、歴史的な側面からの解説を豊富に紹介。また月によってできる虹、昼間の月、海外での月と文化の関係など、天文書にはあまり紹介されない月に関わるエピソードを多数掲載します。美しい写真を眺めながら、月を知り、月に親しむことのできる書籍です。
古来から人々は月とどう付き合い、暮らしてきたかを紹介し、現代の生活に取り入れることを提案します。

5・月のある風景~癒しの月光浴
21・月齢と暦~月と暮らす  月齢0~29まで
83・月が生み出す光景~月の虹、日食、月食
97・月言葉~月を表す美しい言葉とことわざ
119・月と芸術~月は永遠のモチーフ
133・月の模様~世界の「月のうさぎ」
147・月面世界~月に届いた人類
159・月の誕生~地球に月があるわけは
169・太陰暦の世界~月と暮らした古の人々
183・月を見上げよう~月の出と高さの変化

【著者紹介】
山口県山口市出身。1963年多摩美術大学デザイン科卒業。1969年仲間とともに白河天体観測所を建設。1995年オーストラリアにチロ天文台南天ステーションを建設。日本を代表する天体写真家であり、天文、天文趣味に関する著書多数。

目次

月のある風景
月の満ち欠け
月の光
月のことば
月の文学
月の模様
月と暮らし
月世界旅行
月を見よう

著者等紹介

藤井旭[フジイアキラ]
1941年、山口県に生まれる。多摩美術大学を卒業後、星空のよく見える那須高原に星仲間と白河天体観測所をつくる。その後、オーストラリアにチロ天文台をつくり、日本では見えない南半球の星空観測にも取り組んでいる。国内外で撮影した天体写真は多くのファンを魅了し、国際的な天体写真家として知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

98
万葉集には月の歌が約180首あって、太陽の22首より圧倒的に読まれているそうです。眩し過ぎる太陽に比べ、形を変えながら時に明るく、時に妖しく輝く月は古来より想像力を掻きたてる存在だったのですね。月の「満ち欠け」から「ことば」「文学」「模様」「月のある暮らし」「月世界旅行」などの章で多角的に月の魅力を紹介した本。生まれたばかりの地球に衝突した星の欠片が集まって、45億年前に誕生したとされる月。以来、毎年3.8センチずつ地球から遠ざかっており、その軌道が止まるのは40億年後とのこと。想像できない世界のお話。2015/08/28

アクビちゃん

55
【図書館】写真がとても素敵🌛 眺めているだけで、心が落ち着きます。月は、毎年3.8㎝ずつ地球から遠ざかっていて、45億年前の満月は現在の400倍の大きさに見えたそうです。あ~🌝その頃の満月を見たーい❣ 月齢の数え方などは、分かったような?分からないような(笑) もう少し、月のリズムがこうだから、暮らしはこうした方が良いなどの内容だったら、良かったな〜。2019/03/18

ぶんこ

54
間に他の本を読みながら、じっくり楽しみました。 昨年、人生初ともいえる大きなオレンジ色のスーパームーンに遭遇し、以来月にはまってます。 中秋の名月の写真が素敵で、これも人生初の観月会に行った熱海の夜を思い出しました。 中秋の名月と十三夜の両方のお月見をしないと「片月見」 といって、縁起が悪いそうです。 昨年は偶然両月見だったなぁ。 夢はムーンボウ(月虹)を見る事。2015/03/14

ポルトン

51
月に纏わる様々な話や暦、文学、暮らしをフルカラーの写真と共に解説した本。「月の文学」「月世界旅行」の項目が興味深かった。何度も開いて写真を眺めたくなる本♪2019/03/02

浅葱@

29
月の美しい季節にぴったりと図書館から借りてきました。写真はもとより、月のことについて、いろんな分野から教えてもらえるってすごい!!と嬉しくなります。ムーンボウ(月虹)いつか見てみたいです。「南太平洋の島々では、月の輝く夜の虹を見た者には幸せが訪れるとも言い伝えられています。」2013/09/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3843059
  • ご注意事項