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ミステリアスな宇宙―天文学者が注目する20の天体

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784416206317
  • NDC分類 443
  • Cコード C0044

内容説明

宇宙に存在する天体の不思議な姿に多くの天文学者が魅了され、そしてその謎を探るべく研究に取り組んできた。しかしまだ人類は、太陽系天体の一部をのぞき、その天体に出向いて調査・研究をすることはできない。膨大な観測データをもとに、真の宇宙像の姿を探る日々を続けている。本書は、歴史上、特に天文学者の注目を集めたあるいは今現在も集めている20の天体について解説する。

目次

オリオン星雲―勇者オリオンが秘める星の子:大質量星形成領域の筆頭
おうし座分子雲―おとなしくできる星ならここで:最も近い分子雲
アンドロメダ銀河―終着駅はまだまだ遠く:銀河系外天体第1号
大マゼラン銀河―不規則とは失礼千万:可視光で観測可能な一番近い銀河
ケフェウス座デルタ星―距離の決め手となる宇宙のどきどき:距離見積もりの貢献での一番星
ベガ―神秘のベールに包まれた織姫の星:等級の基準星
天の川銀河―直径10万光年のマイホーム:銀河の語源となった銀河の代表
M82―旧来のイメージをぶちこわす銀河:爆発的星形成銀河の雄
IRC+10216―赤外線で輝く質量放出星:分子のデパート
いて座A―化け物が潜む電波天体:天の川銀河の中心部〔ほか〕

著者等紹介

半田利弘[ハンダトシヒロ]
1959年1月13日、東京都大田区羽田生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒、東京大学大学院理学系研究科天文学専門課程修了。理学博士。専門は電波天文学。電波観測によって、天の川銀河や他の銀河の星間物質の状態と構造の関係について研究している。天文普及活動も積極的に展開しており、科学技術館ユニバースでの案内役のほか、講演会の講師を多数引き受けている。日本天文学会理事(元)、日本天文学会教材小委員会委員長(元)、日本天文学会正会員、日本物理学会正会員、国際天文連合(IAU)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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