内容説明
自分探しをそろそろ切り上げろ…己事究明、理屈は迷いだ。心でつかめ…直指人心、死ぬ気でやれば死にはせぬ…大死底人、思い切って飛び込め…南無地獄大菩薩、後悔に効用なし…割鏡不照、「今」を燃やして生きていく…無常迅速。最高の自分を引き出す禅の名言たち。
目次
第1章 もっとすばらしい自分が出番を待っている―自己を見つける禅の言葉(考えすぎていいいことは、ひとつもない―善を思わず、悪を思わず;逃げ腰だから、かえってつかまる―あたかもよし ほか)
第2章 見えないけれど確かに存在する「宝」をつかみきる―縁を深める禅の言葉(人間関係のゆがみは「執着」から生まれる―独り来たり、独り去り、一つの随う者なし;自分も正解。他人も正解―一人は棒を行じ、一人は喝を行ず。総に親しからず ほか)
第3章 生き方には急にうまくなるときが必ずくる―転機を活かす禅の言葉(いつまで努力する?機が熟すまで―風来たりて門おのずから開く;「いやだ」ではなく「いまだ」ととらえよ―災難にあうときは、あうのがいい ほか)
第4章 「こうありたい」と「ありのまま」がベストに調和する―智慧を広げる禅の言葉(ありのままが人生の王なのはなぜ?―如実観察;「らしくない」のは危ない―阿留辺幾夜宇和 ほか)
第5章 幸福を求めている「今」がいちばん幸福である―心を満たす禅の言葉(一時間坐禅すれば、その一時間は仏である―身心一如;禅僧はなぜみんな長生きなのか―行亦禅、坐亦禅、語黙動静、体安然 ほか)
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
1935年、静岡県清水市生まれ。慶応大学医学部卒。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学第二生理学教授を歴任。浜松医科大学名誉教授。昭和女子大学客員教授。アジアパシフィック血栓止血学会名誉理事長。「砂糖を科学する会」代表。(財)食肉消費センター委員会幹事。血液学、脳科学、心の病などに関する著書多数。テレビ出演、全国での講演などを通じて心と体の健康について啓蒙を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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