内容説明
旅の途上の風に彷徨い、過去の自分を嫌いながら誰かに一人の人間として認められることを希んでやまない留学生・尚也。ＮＹでのマイクとの生活は彼の中の何かを変える…。表題作他、心に虚空を抱える人々の魂の回復を求める姿を描く３篇を収録。苦しいほどに純粋な愛の形は、甘やかな夢の続きを追う…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cikorin06
3
読んだ後にズーンと重苦しい感じがする作品ばかりでした。「ガラスの街にて」「デスペラードシリーズ」が良かったので購入しましたが、この作品の再読は無しですね。2019/11/09
きょん
1
皆自分を含め人の命というものを全く重視してない訳ですね。なんか疲れた…あまりかかわりたくない人たちだ。2011/05/24
