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内容説明
薩長同盟、王政復古を成功させ、東征大総督府の参謀として江戸無血開城を実現させた西郷隆盛。明治新政府の参議となり、廃藩置県を断行した西郷隆盛。そして、征韓論を唱え、西南戦争を起こし、賊軍の汚名を着せられて城山で自刃した西郷隆盛…。「俗物にはとうていわからない」といわれる西郷隆盛の生涯を幕末維新の政治過程とともに描く。
目次
甲突川の貧乏町
虫よ虫よ
お由良騒動
明君斉彬
苦しむ若い妻
庭方となる
西郷売り出す
慶喜を将軍に
錦江湾心中
生きた幽霊として
久光に憎まれる
再び島流しに〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツフジ
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西郷隆盛が主役物を初めて読んだ。人となりや出来事は駆け足で進むけど、坂本さんや勝さんとの有名な件はあり、翔ぶが如くを読みたいと感じた。2017/05/16
nowhereman134
0
「日本近代史(坂野潤治著)」を読んでいる途中、以前購入したのを思い出して、先に読んだ。◆「物語と史蹟をたずねて」とサブタイトルがついているように、写真付きで史蹟の紹介がされている。◆それを見ていると、西郷隆盛が愛されているのがよくわかる。◆それにしても、民家の裏なのか、「西郷・勝会見跡地」の写真の自転車は、感慨深いものがあってなかなかよい。2012/05/10
cari-na
0
西郷隆盛の情の深さや人間味が出ていました。沢山の人から愛されている理由が少し分かりました。2010/10/07