目次
序章 社会福祉援助技術の特質と演習の意義
第１章 ロールプレイ―まずは援助や面接に慣れてみよう
第２章 関係を活用する技術―「観る」「聴く」「わかる」「伝える」を身につけよう
第３章 自分と向きあうということ―これが援助技術の基礎
第４章 事例検討―基礎を応用してみよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
23
1992年初版。尾崎新さんの本は、援助者への温かい眼差しをいつも感じます。最初に、援助者には冷静さなどが求められるがもっと一人ひとりの個性や味が発揮され、援助者自身が生かされてよいという趣旨のことが述べられています。本全体は、演習に向けた技術的な内容なのですが、クライエントとの関係で人格の相互作用というか感情の相互作用の重要性が貫かれていたように思います。今日の福祉から一番奪われている、または評価されていない部分の大切さを述べているように思いました。2018/04/08
