「ゆらぐ」ことのできる力―ゆらぎと社会福祉実践

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「ゆらぐ」ことのできる力―ゆらぎと社会福祉実践

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784414603262
  • NDC分類 369
  • Cコード C3036

内容説明

本書は、社会福祉実践における「ゆらぎ」を論じる。ここでいう「ゆらぎ」とは、実践のなかで援助者、クライエント、家族などが経験する動揺、葛藤、不安、あるいは迷い、わからなさ、不全感、挫折感などの総称である。筆者らは、社会福祉実践はこれらの「ゆらぎ」に直面し、「ゆらぎ」を抱え、「ゆらぎ」という体験から何かを学ぶことによって、その専門性や技術を高めることができると考えている。つまり、「ゆらぎ」を単に否定し、排除すべきものと捉えるのではなく、「ゆらぎ」という経験こそ、社会福祉実践の原点であると捉える。

目次

「ゆらぎ」からの出発―「ゆらぎ」の定義、その意義と課題
「共感」について―「わからなさ」と「他者性」に着目して
「ゆらぎ」と私のインターフェース
癌ターミナル期家族のゆらぎと援助者のゆらぎ―ゆらぎの分析と活用
保健婦の成長と「ゆらぎ」の体験―「ゆらぎ」を受けとめ、表現する力
「ふりまわされる」ということ―援助関係における一つの「ゆらぎ」に注目して
「共に生きる」という関係づくりとゆらぎ
実習教育と「ゆらぎ」―学生と教員のスーパービジョン関係について考える
社会福祉の共通認識をつくる―福祉教育実践における「ゆらぎ」
時代と社会福祉実践、そして「ゆらぎ」―「幅」「軸」「多様性」に注目して
ソーシャルワーク実践における曖昧性とゆらぎのもつ意味
「ゆらぐ」ことのできる力―「ゆらぎ」を実践に活用する方法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiromiki Kawasaki

1
社会福祉実践の中での「ゆらぎ」は、動揺、葛藤、不安、あるいは迷い、わからなさ、不全感、挫折感など色々あります。 専門職として、ゆらいではいけない!と、そんな自分を否定しがちでしたが、そうでもないんだなぁと思えた一冊です。 新崎先生ありがとうございます。オススメの本、良かったです。2016/05/04

いちまる

1
実習指導者に奨められて読みました。社会福祉士、看護師、保健師、精神保健福祉士、福祉教育者…など様々な実践者の方が、臨床の場で起こった「援助における自身のゆらぎ」を書かれています。事例が多めなので比較的読みやすいですが、難しい内容もあるので、私は斜め読みは出来ませんでした。じっくり、一人の時間を作って、朝や就寝前に読むほうがいいと思います。2014/04/28

丸坊主

1
「ゆらぎ」の良い面だけでなく、問題点や危険性についても言及されていて、本当に福祉の現場で葛藤した方が書いたのだなぁと感じました。私自身は不器用で、対人支援のセンスとでもいうべきものに欠けていると自覚しているので、少しでもそういったセンスのようなものを言語化し、自分のものにしたいと考えています。そのためのヒントがたくさん詰まった素敵な本です。余談ですが、この本と「ためらいの看護」(西田勝著)は食い合わせならぬ「読み合わせ」」がいいような印象を受けました。2012/10/15

HA

0
本書で言う「ゆらぎ」とは社会福祉実践における支援者、クライエント、家族などが経験する『不安』『挫折感』『困惑』等の総称である。「ゆらぎ」は危機的な状況だ。しかし、同時にそれは成長への可能性を内包している。これが本書の打ち出すメッセージであり、そこを出発点に「ゆらぎ」の危険性や重要性、活かす方法を様々な臨床現場を参考に詳らかとしていく。読み進める中で実感として理解出来る点が多々あった。特に「ゆらぎ」を無視する事で破滅へと至る支援者とクライエントの例は、自分の過去を彷彿とさせるものでぞっとしたものだ。2015/02/19

末森咲夜

0
職場の文献研修で読んでいる本です。一度の通読でなくて何度か読み返してじっくり落とし込みたい本ですね。2015/02/18

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