子どもへの性暴力―その理解と支援

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 162p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784414400779
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C3011

目次

第1部 子どもに対する性暴力―概論(子どもへの性暴力による被害の実態;性暴力が子どもの発達に与える影響;性的虐待の発見と子どもへの影響;性暴力を受けた子どもの性問題行動 ほか)
第2部 性被害を受けた子どもへの支援―実践編(学校における介入支援の実際;保護者に対する心理教育;性的トラウマに焦点を当てた支援の実際;支援者の性に関する意識と自己理解 ほか)

著者等紹介

藤森和美[フジモリカズミ]
2001年筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修士課程修了。2005年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。現在、武蔵野大学人間関係学部教授、博士(人間科学)、臨床心理士

野坂祐子[ノサカサチコ]
1999年お茶の水女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。2004年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士課程単位取得退学。現在、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

88
子どもに性被害を打ち明けられたときに、現場で被害者支援に関わる人間がどう動けば良いのか、懇切丁寧に書かれている。例えが細かく、ケースも効果的で、性被害を受けた子どもに寄り添ってきた著者らの熱い思いが伝わってくる。何よりためになったのは支援者に起こる「二次的外傷性ストレス」について。子どもから打ち明けられる性被害が、バーンアウトとも逆転移とも違う大きなストレスを支援者に抱かせる。のめり込みすぎとかメンタルが弱く仕事に向いてないとか言われがちだが、当然のストレスなのだと教えてくれる。怒りを持つのが普通なのだ。2016/11/08

りお@積読本増加中

0
当事者や支援する人、学校関係者等に読んでほしい本。かくいう私も当事者でした。色々な事例を交えながら分かりやすく性暴力とは何か書いてあり、とても良いです。もっと性問題の本が出てほしい。2017/05/05

lico

0
知識が浅い私にも分かりやすく丁寧にまとめられている本で、参考になった。また読み返したい。2023/06/04

ゼラニウム/フウロソウ科

0
興味深い内容でした。2021/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6455316
  • ご注意事項