内容説明
本書は、感情の科学を紹介し、現代心理学における感情に関する主要な四理論の視点を解説し、それぞれの中心的な概念と、それに関連する古典的研究と現代の研究を提示します。
目次
1 科学と日常生活における感情
2 うなる犬、背中をまるめる猫、泣く人間―感情のダーウィン説
3 身体の叫びとささやきに耳を澄ませば―感情のジェームズ説
4 感じるということは考えるということ―感情の認知説
5 感情と日常生活の駆け引き―感情の社会的構築主義説
6 象に触っている4人―四つの感情説の比較
7 非科学的なあとがき―感情とあなた