インターネット心理学のフロンティア―個人・集団・社会

インターネット心理学のフロンティア―個人・集団・社会

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414301694
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3011

出版社内容情報

現代日本のインターネット心理学研究の最前線がわかる一冊。「個人」「対人関係」「集団」「社会」の四つの切り口から解説する。

目次

日本のインターネット心理学研究の歴史
第1部 インターネットと自己(インターネット利用と精神的健康;インターネットにおける自己呈示・自己開示)
第2部 インターネットと対人相互作用(CMCと対人過程;CMCと対人関係)
第3章 インターネットコミュニティ(ブログ・ブロガー・ブロゴスフィア;知識共有コミュニティ)
第4部 インターネットと社会(地域社会とインターネット;文化とインターネット)

著者等紹介

三浦麻子[ミウラアサコ]
神戸学院大学人文学部准教授。1992年大阪大学人間科学部卒業。1995年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。博士(人間科学)。専門は社会心理学、情報行動学。さまざまなインターネット・コミュニケーションに関する調査・実験による実証的研究を通して、幸福で豊かな社会に資するインターネットの役割について探究している

森尾博昭[モリオヒロアキ]
札幌大学経営学部准教授。1992年大阪大学人間科学部卒業。2002年フロリダ・アトランティック大学大学院心理学研究科修了。Ph.D.(Psychology)。専門は社会心理学。インターネットも含めた幅広い文脈における対人相互作用が、個人の判断・態度にどのような影響を与えるかに関心を持つ

川浦康至[カワウラヤスユキ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。1974年東京学芸大学教育学部卒業。1981年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専門はコミュニケーション論、社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MasakiZACKY

1
インターネットにおける人々のあり方を、個人・対人・集団・社会といったレベルから社会心理学の視点で切り込んだ一冊。恩師が編著者ということで読んではみたが、すごく難しかった。それなりに心理学に精通している人向けだろう。基本的に理論編と実証編から各章がなってる。前者で先行研究を整理して批判的に概観し、後者で執筆担当者の研究が詳しく紹介されている。前者はもちろん知識として価値があり、なんと言っても後者によって読者が研究を行う際にとても参考になることは間違いない。僕自身もそのときにはまた、ぜひ読み返したい。2011/10/02

そうとめ

0
インターネット心理学の研究について、既存研究と、各著者の実践研究が書かれている本。インターネット利用の長所短所や、孤独感をインターネット利用で補完できるのか?インターネットの相互作用、地域コミュニティとインターネットなどの観点が書かれています。 2012/06/24

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