内容説明
経済、政治、社会…“これから”を知る一冊。
目次
1 先が見えない「不安」は、まだまだ続くのか
2 デフレ経済を乗り切る「着眼点」を持とう
3 「いまの改革」で、生活は本当によくなるか
4 日本の「仕組み」の、ここに問題があった!
5 政治ニュースの急所を、かしこく読み解く
6 「これからの日本」を生き抜くヒント
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県松本市生まれ。ジャーナリスト。慶応義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。首都圏向けのニュース番組のキャスターを5年間つとめた後、1994年から11年にわたり、NHK「週刊こどもニュース」のお父さん役として、世代を超えた人気を博した
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
26
2003年の作品を2005年に加筆修正した本。ゆとり教育時代の本で、「総合学習の時間」があったのを知らなかった。考え方は良いと思うのだが、実際破綻してしまった。教育は今後の日本の重大なテーマと感じる。大統領、首相が両方いても、全く役割の違う国があったのも目からウロコ。国会議員の不逮捕特権が、法案の成立、不成立に関わる事が目的とは知らなかった。豊かさについては南の島の逸話が印象的だ。何故一生懸命働いて南の島でゆっくり出来るというと、現地の人はのんびり実践している。人が働く意味、勉強する意味を考えて生きるべき2017/03/27
AnmitsuK (うろ覚えムーミン)
2
ゼロ年代中盤の世相を読み直し(刊行は05年)。政治・経済の用語解説は、さすがに他の著書と重複する箇所が多い。が、ラストの第Ⅳ章「これからの日本を生き抜くヒント」には瞠目。池上お父さんが、ここまで強く私見を主張した本はなかなか無いのではないか。この章だけでも、読めて良かったなと思った。2013/01/19
あだちん
1
約10年前の池上さんの本。2014/04/20
HIRO1970
0
☆☆2011/04/05