青春文庫<br> バッハの「正しい」聴き方

青春文庫
バッハの「正しい」聴き方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784413091282
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0173

内容説明

没後250年の今、愛され続ける作曲家の素顔に出会う。あの偉大な作品は、いかにして誕生したのか―音楽に捧げた生涯と、名曲誕生の真実の物語。

目次

序章 バッハ誕生
第1章 トッカータとフーガ・二短調・BWV565―若さと情熱と
第2章 トッカータ、アダージョとフーガ・ハ長調・BWV564―宮廷オルガニスト
第3章 無伴奏チェロ組曲第1番・ト長調・BWV1007―幸福な時間
第4章 ブランデンブルク協奏曲第5番・ニ長調・BWV1050―新しい家族
第5章 平均律クラヴィーア曲集第1巻・第1番・グノーのアヴェ・マリア・BWV846―再出発の決意
第6章 心と口と行いと生きざまもて・教会カンタータ第147番・BWV147―トマス・カントルとして
第7章 管弦楽組曲第3番・ニ長調・G線上のアリア含む・BWV1068―争いの果てに
第8章 おしゃべりはやめて、お静かに・コーヒー・カンタータ・BWV211―苦悩の中で
第9章 音楽の捧げ物・BWV1079―描かれた幾何学模様
第10章 フーガの技法・BWV1080―神に捧げる魂
第11章 マタイ受難曲・BWV244―復活の時

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相模川のおじさん

1
バッハ先生に音楽を習いたい2018/12/12

Mochizuki

0
バッハの生涯とその作品の周辺事情を詳しく解説してくれる。作曲や演奏とは別に、周囲との関係で悩みつつ、自らの作品を紡ぎ出す人間らしいバッハ像が浮かび上がる。2017/07/12

うな坊

0
「キワモノ」的な書名であるが、中身はしっかりしている。新しい学術的成果を踏まえ、かつ、一般読者への配慮も行き届いている。とてもいい本である。書名で損をしている。なお、監修者として吉成順氏の名前があり、本人の前書きもあるのだが、執筆者情報は目次末にデザイナーと同列で上原章江さんの名前が出ているだけであるのは理解しがたい。(p.13)上原さんの名前は表紙・奥付などに載せるのみならず、執筆者・監修者がそれぞれどの範囲でこの本に貢献したかも前書きで記すべきである。2010/05/13

ヘムレンしば

0
図書館でレンタル。AppleMusicやYoutubeで該当曲を聞きながら優雅に読みましたw この時代の宗教音楽、教会で歌ったり演奏する曲ぐらいの認識だったけど、作曲そのものが神を知る術であり捧げものだったんですねぇ。バッハの機械的で秩序だった曲が好きなんですけど、それぞれ暗号のように神を表す数字が散りばめられていたとは驚きでした。2022/10/29

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