内容説明
生活にハリが出る、ストレスが減る、コミュニケーションが広がる…たった１行から始まる“小さなメモ”の魔法！無類のメモ魔として知られる著者が実践してきた面白く生きるヒント。
目次
プロローグ “小さなメモ”の習慣があなたを変える
第１章 「今日の楽しいこと」はメモから見つかる
第２章 「手で書く習慣」が脳をイキイキさせる
第３章 “こころのガス抜き”でストレスを減らす
第４章 一冊の手帳からコミュニケーションが広がる
第５章 書いた言葉が「新しい自分の魅力」を引き出す
第６章 どんな体験も幸せに変わるメモの魔法
著者等紹介
斎藤茂太［サイトウシゲタ］
１９１６年、歌人・斎藤茂吉の長男として東京に生まれる。精神科医、医学博士。現在、斎藤病院名誉院長ほか、日本精神病院協会名誉会長、日本ペンクラブ理事、日本旅行作家協会会長などの要職を兼務。８８歳を迎えた今も、手帳のスケジュール欄は毎日埋まるほど忙しくしている。ユーモアと人間味あふれるエッセイは、多くの読者の支持を得ている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
27
茂太さんはどんなことでもメモしてしまうメモ魔です。手帳には予定や仕事のメモだけでなく、TVで見て気になったこと、乗った飛行機の型番、何を食べたのか、誰にあったのか、どこへ行ったのか、何でもかんでもメモしちゃいます。そして、笑っちゃうのが悪口も書いちゃうってことです。奥さんへの不満や、他の人への不満があったら、そういうものもメモに書いてしまうんです。書くことでかなり怒りが治まるので夫婦げんかはかなり減るとか！？2022/01/26
円舞曲
12
茂太さんの眼差しにほっこりします。2016/12/24
kyon
9
凄いなーと思いました。まさか、こんなにメモするとは！（笑）一時期、読書中に知らない単語があると辞書で調べ、意味をルーズリーフに書き、出てきた文と、作品名、作家を記入する自分辞書と言うのを作っていたのですが、読書が進まないので最近はやめました（笑）メモするの好きな私でも、斎藤茂太さんには、全然かないません。（笑）2016/11/27
ポッキー
6
どんなことでもメモしよう！人間一人ひとり人生は違っている。人生に、まったく「同じ一日」などない。当たり前だが、それはメモすることで実感できる。小さなメモひとつで一つひとつの人生の違いがわかり、その面白さや楽しさがわかる。『読書メーター』もいわばメモの役割を果たしてますよね。「みんなのつぶやき」をよく見させていただいてますが、本当に一人ひとり全く違う人生を歩んでいることを痛感します。2014/06/01
minoura
3
タイトルのありがち感以上に著者の実感のこもったメモにまつわる人生のお話でもありました。 なにげない日記、辛い日々でも、後に読み返せば面白い。記録は変動を教えてくれ、様々な好奇心を育ててくれるのだなと、著者の朗らかなお人柄からも良い影響を得られました。2019/08/07
