内容説明
拘置生活22日―。新生・中島らもが、独房での葛藤を綴った復活作。
目次
序 我が家に奴らがやってきた
1 拘置所の眠れぬ夜
2 独房の一人の愉しみ
3 愛すべき国家権力の僕たち
4 保釈、入院、そして裁判
終 判決を受けて
著者等紹介
中島らも[ナカジマラモ]
1952年、兵庫県尼崎市生まれ。大阪芸術大学放送学科卒業。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)をそれぞれ受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
17
★★★★☆ 収監中の話なんて読めないので、なかなか新鮮。捕まろうとも飄々とし己を貫き通しているのが何ともらもさんらしい。投獄されたことにより精神薬が飲めなくなったことからインポが治った等と喜ぶなんて、らもさんくらいではないか。2019/11/05
あび
6
獄中の話は初めて読んだかも。獄中の話なんてなかなか知ることの出来ない世界なので、面白かった。2018/11/30
アルクシ・ガイ
5
やせてない。。。2022/05/01
ほんよみ太郎
3
古書ビビビの投げ売りコーナーで、北村ケンジさんのイラスト(特に背表紙の尻)が光ってたので保護。らもさんの本は殆ど持ってて久々に読んだけど、相変わらずロマンチックで可笑しな人。世の中にこういう愛すべきおっちゃんが居ないのは寂しい。2015/08/26
樽
1
もちろん、ダイエット本ではない。2009/04/01