図説 暮らしとしきたりが見えてくる江戸しぐさ

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784413008976
  • NDC分類 385.9
  • Cコード C0070

内容説明

日本人なら忘れてはならない「気づかい」「心づかい」。

目次

1章 暮らしを楽しむ江戸しぐさ(いただきます―毎日の糧に感謝をあらわす気持ち;半畳を入れる―江戸一番の娯楽から生まれたしぐさ ほか)
2章 江戸っ子の粋な身のこなし(年代しぐさ―頼りにされた町のご隠居さん;つまらない物ですが―物をあげるときの気づかい ほか)
3章 江戸社会のつき合いの心得(世辞―悪いことではなかった江戸の気配り;ふとどきしぐさ・わがまましぐさ―助け合いが基本の江戸で嫌われたしぐさ ほか)
4章 江戸商人に見習う心づかい(魚屋しぐさ―子どもの心を考えた気づかい;念入りしぐさ―大店の番頭が心がけた商売繁盛の秘訣 ほか)

著者等紹介

越川禮子[コシカワレイコ]
1926年東京生まれ。青山学院女子専門部家政科卒業。1966年、女性スタッフのみで市場調査・商品企画会社を設立、代表取締役社長に就任する。1986年、アメリカの老人問題を取材したドキュメント『グレイパンサー』が「潮賞ノンフィクション部門」の最優秀賞に輝く。以降、「江戸しぐさ」を取材、研究、執筆、講演など、人間の生き方をテーマに多方面で活躍中。「江戸しぐさ語りべの会」を主宰し、その研究、普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びすけっと

7
2007年7月刊。児童書「江戸しぐさ」つながり。15%の地域に押し込められた江戸市民が編み出した互助・共生の哲学で作法ではないという。「極上の茶漬け」が半日待って一両二分(p.38)はびっくり。言葉遊びが巧みな江戸の人々、真似たいな。でも、世辞までは学びきれない。2014/07/22

さっちゃん

6
生活を円滑にするため他人をたてる。相手の都合を考える思いやりや、争いごとに巻きこまれない知恵が江戸のしぐさでありことばである。今も使う「三行半」などの言葉の由来などもあり面白かった。このシリーズを何冊か読んでいるが、社会のしくみだけではなく心がけも江戸は素敵だ。2015/04/27

るぅ

1
虚勢を張ってるような人を指す「いきがる」という言葉があるけど、本当の粋は思いやりと譲り合いからくるスマートな仕草。江戸人の粋な仕草やしきたりはほんとにカッコイイ!人口過密都市の江戸で生まれた知恵、現代にも残したいものばかり。2016/12/31

プリシラ

1
日々の生活の中で心掛けたいことばかりでした。お互いの気持ちや立場を思いやる気持ち、いつの時代も大切にしたいです。2011/12/28

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