図解「哲学」は図で考えると面白い―はじめての思考の手引き

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784413006781
  • NDC分類 100
  • Cコード C0010

内容説明

私とは何か、他人とは何か、人生とは何か!この一冊で、哲学の「?」が「!」に変わる。

目次

1部 「哲学」ってそういうことだったのか!―いつでも哲学しよう!(哲学するということ;哲学誕生から近代哲学まで;わたしたちと哲学)
2部 哲学者たちはどう考えたのか―そこには新しい発見がある(ヘーゲル―近代哲学が完成された!;キルケゴール―どのように生きるべきかの問い;マルクス―反体制の思想家;ニーチェ―エキセントリックな詩人哲学者;ソシュール―言葉を突き詰めて考えると;フロイト―自我のなかの無意識と夢;フッサール―何ごとも疑う、それが現象学の動機だった;ハイデッガー―モノが「ある」)とはどういうことか
ヴィトゲンシュタイン―哲学の殺人者
サルトル―人間は自由の刑に処せられている
レヴィ・ストロース―構造主義人類学の確立
フーコー―権力のしくみへの批判

著者等紹介

白取春彦[シラトリハルヒコ]
青森市生まれ。独協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。1979年ベルリン自由大学入学。哲学・宗教・文学を学ぶ。85年に帰国後、精力的に著述活動をこなしている。わかりやすい解説には定評があり、著書に『この一冊で「哲学」がわかる!』、『哲学しようよ!』など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

14
哲学は要らない。そうは言ってもこれまでの歴史的営為は厳然と存在するから「思想」「真理」あたりに改称すればいい。レヴィ・ストロースは人類学に、フロイトは精神分析学にお戻りいただこう。今後の指針はニーチェの「反哲学」や「哲学の殺人者」ヴィトゲンシュタイン辺り。とりわけ酷いのがソシュール、フッサール、ハイデッガーで、構造主義というのはアタリマエのことをチンチクリンで不必要なシニフィアンだのシニフィエだのいう造語でけむに巻きあらためてエラソーに宣うことの謂と察した。哲学の無価値はハイデッガーの哀れな末路に明らか。2016/09/12

パスティル

2
うーん浅く広く哲学を知るにはよい本。まあ本のタイトル通りです。2014/05/03

なうなう

2
哲学とは,哲学者が考えていたことは? をわかりやすく説明している.残念なのは,誤植が多いこと.同じ文章が続いていたり,漢字間違いがあったり,どうしても気になってしまう.哲学は考え過ぎないで,まずは「へーそうなんだ」ぐらいに読むのが嫌にならないためのポイントだと気付いた.2014/03/28

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

2
とても分かりやすく、気軽に読めました。気が向いた時に読んでみる、ということに向いているかな。2012/03/08

西条べべる

1
主な哲学思考を系譜で説明することに主軸をとっていて、哲学の流れやつながりなどが分かりやすかった。トピックとして取り上げている哲学者は近代以降の12名ほどだが生い立ちや時代背景なども書かれている。「図で考える」ためのイラストはもう少しデザインに工夫がほしかったけれども理解の手助けにはなった。2018/07/07

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