内容説明
うだつの上がらない中年教師・小倉は代わり映えのない日常を淡々と過ごしていた。ところがある日の放課後に若手男性教師と妖艶な養護教諭とのオーラルセックスを覗き見してしまって以来、愛欲の渦に飲み込まれていく。重なり合う肉体、交錯する恋心の行方は―。私立高校を舞台に、大人たちの心と肉体の交流を優しく、激しく、あたたかく描く。注目の新鋭が放つ究極の癒し系官能!
著者等紹介
葉月奏太[ハズキソウタ]
1969年、神奈川県横浜市生まれ。サラリーマン生活を経て、2011年『密会濡れる未亡人』で長編官能デビュー。14年『二階堂家の兄嫁』で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅茶派
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図書館にありました。かなり人気の本らしく、すでに次の方の予約が入っています。(笑) 表紙も題名も女教師ですが、主役は社会科教諭の小倉清彦(42歳)です。2022/06/01
まめ
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タモリ俱楽部で紹介されていたので、中古本を購入。図書館には、なかった(笑)。 中年男が若い女性から迫られる、夢のようなストーリー(笑)。それよりも注目すべきは使われている言葉。 「奥歯が砕けそうなほど食い縛り~」「双つの白い柔肉が、すぐ目の前で波打っている」「まるで瑞々しい果実を思わせる乳房だ」「丘陵の頂点では桃色の乳首が恥ずかしそうに鎮座していた」鎮座!?表現力がすごい。 声に出して読むと、その美しい響きに酔いしれる。周りに注意して、声に出して読むことをおすすめします(笑)2020/04/15