硝子の塔の殺人

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硝子の塔の殺人

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  • サイズ 46判/ページ数 501p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408537870
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ミステリを愛するすべての人へ



当作の完成度は、一斉を風靡した

わが「新本格」時代のクライマックスであり、

フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、

これを超える作が現れることはないだろう。

島田荘司



ああびっくりした、としか云いようがない。

これは僕の、多分に特権的な驚きでもあって、

そのぶん戸惑いも禁じえないのだが――。

ともあれ皆様、怪しい「館」にはご用心!

綾辻行人



500ページ、一気読み!

知念実希人の新たな代表作誕生



作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品



雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。

地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。

ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、

刑事、霊能力者、小説家、料理人など、

一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。

この館で次々と惨劇が起こる。

館の主人が毒殺され、

ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。

さらに、血文字で記された十三年前の事件……。

謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。

散りばめられた伏線、読者への挑戦状、

圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。

著者初の本格ミステリ長編、大本命!



【目次】

プロローグ

一日目

二日目

三日目

最終日

エピローグ

『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司

著者等紹介

知念実希人[チネンミキト]
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

1111
そうそうたる作家陣が仰々しい賛辞で固めた帯に魅せられ衝動買い。島田御大はそろそろ出たがりな性分を抑制しないと、晩節を汚すことになりはしないかと心配してしまうほど大袈裟なエール。内容の方は至ってオーソドックスな"新"本格。ミステリマニアが本当に奇怪な殺人事件に遭遇したら?というマニアならではの憧憬を下敷きにした世界観。犯人像も特に最近は多用されていて新鮮味はないが、上手い作家さんなので、中弛みがなく一気読み出来る。一点、最初の読者への挑戦状のタイミングは、館の仕掛けの明確な手掛かりの提示がなく疑問。2021/08/10

starbro

919
知念 実希人は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、著者作家デビュー10年&実業之日本社創業125年記念作品、古今東西の本格ミステリ(特に綾辻行人『館シリーズ』)のオマージュ、名探偵VS名犯人でした。ミステリとしては面白いし、年末のミステリ賞や次の本屋大賞にノミネートされるとは思いますが、ミステリはこれで良いのでしょうか? https://bbb.bunkanews.jp/article/2293/2021/09/08

青乃108号

898
これは凄い。綾辻行人をも凌ぐ勢いの傑作。雪中の【硝子の棟】に招待された面々。殺人。【兇人邸】では建物の構造のあまりの複雑さに何度も迷子状態に陥った方向音痴の俺には、この【硝子の棟】の建物構造はシンプルで優しい。ストーリーも何だか古くさい感じで、まあこんな感じかと高を括っていたら突然、突き放され放り出され訳がわからない状況に。その後明かされる驚きの物語上の構造。そしてクライマックス、対峙する【名探偵】と【名犯人】結末はいかに。ラストは風が吹き抜けて爽やかなエンディング。スタンディングオベーションを送りたい。2022/03/02

stobe1904

824
【本格ミステリ愛に溢れた長編ミステリ】雪で閉ざされた硝子の塔に集められたいわくつきのゲストたち。クローズドサークルとなった硝子の塔ではゲストが一人づつ密室で殺されていく…。本格ミステリとしての出来の良さだけでなく、過去の本格ミステリ作品への言及など、本格ミステリ愛に溢れた素晴らしい作品だった。読者への挑戦はかすりもしなかったが、広げられた大風呂敷に身を委ねて翻弄されまくった、とても楽しいひとときだった。★★★★★2022/09/19

bunmei

767
クローズドサークル、密室殺人、謎めいた登場人物、ガラスの塔、過去の連続殺人事件との因縁、そして新たな名探偵…。ミステリーの王道を全て詰め込み、正にミステリアスな舞台で、ミステリアスな事件を描いたミステリー小説。これまでの医療現場の裏事情を描いた知念作品とは一線を画し、所々で紹介されるアガサ、ポー、ドイル、クイーン、綾辻等の作品からも、著者が少年期から親しみ、畏敬の念を抱いてきた作家が描くミステリー文学に、彼自身が、改めて挑戦状を突き付けたような内容。最後の大どんでん返しは、斬新さが際立つ展開だ。 2021/10/01

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