出版社内容情報
京王線と井の頭線沿地域にひそむ不思議をひも解くとそこには思わぬ背景が!読めば普段見慣れた風景が変わって見えてくる一冊。
内容説明
本当?井の頭線の終点は吉祥寺駅じゃなかったかもしれない??ふだんなにげなく見ている駅や沿線風景にも意外な事実、驚きのエピソードがあった!京王線・井の頭線沿線がもっと好きになる知的案内本。
目次
第1章 おもしろスポット目白押し!沿線ぶらり途中下車の旅(井の頭公園のスワンボートに一隻だけ交じる「オス」の謎;もともと多摩動物公園をつくる予定はなかった!? ほか)
第2章 意外と知らない!?京王電鉄その歴史と歩み(京王電鉄が味わった四年間の「東京急行電鉄営業局」時代;井の頭線は「お情け」で京王の路線となった!? ほか)
第3章 思わず行きたくなる沿線ミステリーマップ(京王線はかつて甲州街道の北側を走っていた!;ホーム下に眠る遺構が伝える新宿駅ヒストリー ほか)
第4章 豊かな自然が育んだ不思議と謎(同じ「北沢」なのに、遠く離れている不思議;多摩川の両岸になぜ同一地名が存在している!? ほか)
第5章 ルーツを知ればナットク!京王電鉄駅名トリビア(かつての駅名は「火薬庫前」!明大前は危険な場所だった?;どこにもお寺はないのに、どうして「吉祥寺」!? ほか)
著者等紹介
岡島建[オカジマケン]
富山県富山市出身。1985年名古屋大学文学部卒業。名古屋大学大学院博士課程、名古屋大学文学部助手、国士舘大学教養部講師を経て、国士舘大学文学部教授(地理・環境専攻)。博士(地理学)。専門は近代日本の歴史地理、特に、河川水運が近代都市の発展に果たした役割を地理学的に研究している。また、鉄道をはじめとする近現代の交通機関にも強い関心を持っている。大学では「江戸東京の歴史地理」「交通の発達と環境」「世田谷の地誌」といった科目名の講義を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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