じっぴコンパクト新書
意外と知らない“北の大地”の不思議を読み解く!北海道「地理・地名・地図」の謎

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408454610
  • NDC分類 291.1
  • Cコード C0225

内容説明

「ラベンダーの発祥地は富良野ではなく札幌だった!?」「えっ、北海道に青森県があった!」「オカシナイ、オサツナイ、オカネナイ…ウソのような川の名前がある!」「夏目漱石の戸籍が岩内に?謎に包まれた本籍の存在」…など、北海道の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史のエピソードを紹介。観光するだけではわからない、道産子も思わずうなる、北の大地・北海道の雑学ネタが満載の本。

目次

第1章 地名が語る北海道歴史秘話(アイヌ文化のあらわれ北海道には「~別」「~内」地名が多い;望郷の思いが地名になる!開拓者の出身地にちなんだ「ふるさと地名」 ほか)
第2章 大自然が教えてくれた地理の不思議(北海道ラベンダーの発祥地は「富良野」ではなく「札幌」だった!;日本一長い川だった「石狩川」が第三位に落ち着いた理由とは? ほか)
第3章 地図から浮かびあがった北海道のルーツ(「北・海・道」はアイヌ語と古代律令制度から「蝦夷地」改称秘話;公文書の到着まで三〇日もかかった!?北海道にあった青森県 ほか)
第4章 北の国・ユニークスポットを巡る(五稜郭だけじゃない!四稜郭に三稜郭…知られざる函館歴史スポット;「ボーイズビーアンビシャス」クラーク博士があの言葉を発したのはどこ? ほか)
第5章 スケールは日本一 驚きの交通事情(北海道は鉄道の先進地 新橋‐横浜間よりも早かった茅沼鉄道;札幌近郊を走る「札沼線」の「沼」は何を意味するのか? ほか)

著者等紹介

北村崇教[キタムラタカノリ]
1983年、北海道生まれ。北海道大学大学院を修了した後、現役の社会科教員として、北海道内の中学校で教鞭をとる。北海道のみならず、雑学全般に関心があり、日夜、文献調査・知識の吸収に情熱を燃やしている

本郷敏志[ホンゴウサトシ]
1983年、北海道生まれ。地元の中学、高校を卒業後、北海道大学文学部を経て、同大学院文学研究科修了。北海道内の高校で現役の地歴公民科の教員として教鞭をとる。日本や北海道の歴史に造詣が深く、多くの読書で得た知識を授業に活かしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

17
五稜郭だけではなく四稜郭があるのは知っていたけど、三稜郭は知らなかったなあ。行ってみたり見てみたいもの、いくつか。1.全道に散らばっている源義経の足跡_一度全部回ってみたいものです。2.帯広・広尾自動車道にあるモモンガ専用道路3.道央自動車道にある、赤いキツネと緑のタヌキの警戒標識_いや、これは見たいでしょう。2021/06/16

大先生

7
雑学本にしては、ちょっとお堅い内容です。北海道出身の私でも途中でお腹いっぱいになってしまいました(苦笑)。ところで、ガラナはコーラが輸入されるまで日本全国で飲まれていたんですね。北海道だけ、コーラの営業展開が遅れたためコーラに取って代わられずに済んだそうです。私も断然ガラナ派ですが、糖質やカロリーが気になるところ。最近はカロリーゼロのものもあるようですが、ほとんど見かけませんね。2020/08/30

長南 徹

2
北海道の色々なことが書いてあります。へー~と思う事も書いてありました。さらさら読めましたので、暇潰しにはもってこいの一冊としてオススメします。2013/11/04

キャベ

1
北海道って、ほんとフロンティアなんだなーと思いました(小並感)。明治くらいの人たちについての記事からは、「開発しなきゃ!」って意気込みがとても感じられました。2016/08/11

ひろつそ

1
ガラナはコーラ輸入に対抗して先手を売って全国で売られていた。が、コーラ輸入でガラナは販売競争に負け市場から追い出された。しかし、コーラの北海道展開が遅れた為にガラナの道内での人気が定着。へえ、北海道だけでガラナが売られていたから、道外では皆んな知らないかと思ったら全く違う事情だったとは。2014/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7245164
  • ご注意事項