グアルディオラのサッカー哲学―FCバルセロナを世界一に導いた監督術

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408453248
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

史上最強チームで6冠達成!若き天才監督が語る「強く魅了するサッカー」。

目次

プロローグ グアルディオラが監督として成功した理由
序章 グアルディオラ監督誕生―「私は決して世界で最も優れた監督ではない」
第1章 バルサの精神―「バルサは世界で最もカンテラが機能しているクラブである」
第2章 グアルディオラとクライフ―「クライフが現代サッカーの基礎を作り、バルサの基礎を作った」
第3章 最高の選手に囲まれて―「私のサッカー哲学にシークレットはない」
第4章 成長の地、カンテラとマシア―「私はマシアでの生活が大好きだった」
第5章 グアルディオラの監督術―「すべての責任は私にあるし、その時の覚悟は当然できている」
第6章 創造性を持つサッカー狂―「私の選手たちに対する信頼は不変だ」
第7章 勝者の条件―「結果と内容の両方で納得のいくサッカーをしたい」
第8章 独自のリーダーシップ―「世界にはバルサの哲学を愛してくれる人々がたくさんいる」
エピローグ バルサのために生きる男

著者等紹介

今井健策[イマイケンサク]
1978年生まれ。株式会社ファンルーツ取締役。米国サンタモニカカレッジ卒業後、アルゼンチンでコーチングを学ぶ。2003年に株式会社ファンルーツを設立し、サッカーを通じた日本と外国との国際交流活動に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

44
作者を確認し忘れました。「モウリーニョvsグアルディオラ」が面白くなかったのに失敗しました。残念ながらサッカーに対する言及が少ない。彼の人としての在り方や、信念を持って選手を率いる方法論はわかったが、やはり掘り下げ方が物足りない。カンテラとマシアの優秀さはバルサの成功や、メッシを含めた選手で実証されているが、仕組みや投資規模等説明があったので、興味深かった。またサッカーの世界も真に大事なのは人間教育で、川上哲治氏やノムさんの監督業に似たものを感じた。ただ、ぼくの求めている内容ではなかった。2016/08/28

Y2K☮

30
10年ぶりに再読。著者が率いていた当時のFCバルセロナはフィールドに絵を描くような芸術的なパスサッカーを展開していた。おかげでフットボールの面白さに目覚め、見るだけで創作意欲を駆り立てられた。下部組織の段階からトップチームと同じ戦術や哲学を叩き込む育成方針も好きだった。努力を惜しまぬ勤勉さの推奨とメディアに対する情報統制は落合監督に、時間厳守や謙虚な振る舞いなど社会人としての基本ルールを重んじる点は野村監督と重なる。異なるのは「ファンを魅了した上で勝つ」という内容への矜持。いつかバルサへ戻ってきて欲しい。2021/06/07

19
著者のことは知らなかったが、リーダー論としては参考になる。プライドが持つ超一流をまとめるには、選手にリスペクトを持って接することが大切。「選手に怒るときは、チーム以上に個人のことを考えている場合だけだ」リスペクトはするが、協調性のない選手はいらないとエトーとロナウジーニョを放出。実力のある選手よりも100%の準備した者を使う。監督としての筋があるのも強さの秘訣か。決勝は苦しい場面が必ずあるが、それでも楽しまなければならない。苦しい状況は覚悟しておけ!あとは楽しんでこい!こんな送られ方したら燃えるなー。2022/04/18

たー

19
グアルディオラの人となりやサッカーに対する姿勢がよく分かる。でも、バルサファンでない人にはあまり読む価値は無いかも?2012/06/17

奏市

15
津村記久子さん『枕元の本棚』からの一冊。元々バルサファンで懐かしみつつ読み進めた。監督として最初のシーズンで3冠達成した後、それに大きく貢献したエトーを放出する際(周りは驚き、反対)の説明が印象的。「これは私の直感にすぎないのかもしれないが、私はそれを信じて実行するまでだ。自分の中で、『この決断は必要なことだ』という声が聞こえる。」ビジネス書等の著作家山口周氏言うところの『美意識』なんだと思う。選手時代にクライフが「心から信じてくれた」経験もあり、起用する選手との信頼関係を極めて大切にしていると感じた。2020/05/06

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