ノンフィクション科学の扉
逆転の翼―ペンシルロケット物語

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784406032254
  • NDC分類 538.94
  • Cコード C6053

目次

第1部 宇宙時代のパイオニア(開拓者)たち(ツィオルコフスキー―宇宙に橋をかけた男;宇宙時代の主役―コロリョフ;フォン・ブラウンの野望)
第2部 ペンシルロケットの物語(糸川英夫の夢;日本のロケットのはじまり;ペンシルロケット発射!―日本の宇宙開発の開幕)
第3部 ペンシルから半世紀、そして未来へ(大型化への第1歩―ベビーロケット;宇宙科学とともに;それからの半世紀)

著者等紹介

的川泰宣[マトガワヤスノリ]
工学博士。1942年広島県生まれ。東京大学工学部宇宙工学コース卒業。東京大学宇宙航空研究所を経て、文部科学省宇宙科学研究所、鹿児島宇宙空間観測所所長、対外協力室教授。現在、組織改編にともない、宇宙航空研究開発機構(JAXA)広報担当執行役/宇宙教育センター長/宇宙科学研究本部対外協力室長・教授。日本宇宙少年団理事。テレビなどでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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へくとぱすかる

26
1955年のわずか23センチのロケット。本当に「ペンシル」大から、日本の宇宙開発は始まった。糸川英夫氏の行動力と情熱なくして、日本のロケットはなかった。それが歴史の教える事実である。筆箱に入るロケットの速度が、秒速100m以上、時速400kmを超えると知ったら、おもちゃという先入観はなくなるだろう。最先端の科学者が半世紀前に情熱を燃やした理由がわかる。2015/10/15

radish

2
ツィオルコフスキー、コリョロフとフォン・ブラウンに始まるロケット開発の世界史と、それに前後する糸川英夫による宇宙研の歴史が解りやすく描かれている。糸川博士の思い描いたロケット航空機は未だ実現出来ていない。2010/08/12

ごろつきねこ

1
副題にペンシルロケット物語とあるが、それだけではない。一部は米露の創始者、ツィオルコフスキー、コロリョフ、フォン・ブラウン達の概要を。二部がメインのペンシルロケット編。そして三部がHII-Aまでの道のり、と大半わかりやすく歴史を説明している。フォン・ブラウンと糸川博士が同い年だったとは初めて知りました。そしてこれからJAXAや関係組織が、素敵な男時を迎えられますように…。2012/04/14

まはもめっさ

1
専門的な事柄も多かったが、予想以上に読みやすい。糸川博士のような人材の再来を期待したいものですね。2011/05/18

ジョニージェット

0
日本の宇宙を支えたのは元中島な。偉大な会社やったんやな。 当時の会社がそのままいまも宇宙開発をしている2016/04/26

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