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ビジュアル選書
レンブラントとフェルメール―オランダ絵画「光と影」の巨匠たち

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784404039934
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0071

内容説明

オランダ絵画の二大巨匠、明暗と詩想を描く夢の競演。

目次

第1部 光線と明暗の魔術師レンブラント(生涯―成功と名声に隠された悲劇;自画像―観るものに人生の哲学を問う;女性たち―リアルかつ万人の理想 ほか)
第2部 静謐と詩情の巨匠フェルメール(生涯―幻の画像と現実を結ぶイメージ;写真家フェルメール―化学技術と巨匠の妙技の融合;静けさの画家―「光の巨匠」たる所以 ほか)
第3部 十七世紀オランダ絵画の画家たち(ピーテル・パウル・リューベンス;フランス・ハルス;ヤーコプ・ヨルダーンス ほか)

著者等紹介

岡部昌幸[オカベマサユキ]
神奈川県生まれ。帝京大学文学部史学科教授。美術史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けろりん

44
レンブラントとフェルメール、ともに17世紀オランダで画業を為した二人の巨匠の作品をその生涯と共に紹介する一冊。レンブラントの晩年と、短命かつ寡作であったフェルメールの活動時期は重なり、さして広くない国土のオランダにあって、互いを意識しなかった筈はないとする序文が興味深い。光線と明暗を巧みに使い、劇的効果をあげたレンブラントの重厚な絵画、光と空気の中に静謐さと神秘を描き上げたフェルメール。幾枚も描かれたレンブラントの自画像に、名声の裏の家庭の悲劇が滲み、フェルメールの肖像画には明るく明確なのに謎が満ちる。2019/03/19

コジ

29
まるでテレビの特集番組を観ているような感覚で読めるレンブラントとフェルメールの解説書。あくまで入門書的な内容なので、美術史や両巨匠に関する知識をお持ちの方には内容が薄く、圧倒的な物足りなさを感じるに違いない。自分自身は数年前に「真珠の耳飾りの少女」が日本にやってきた時以来のフェルメールのニワカファンなのでそれなりに知識獲得ができたが、情報量的にはオススメはし難い。2017/01/23

Maiラピ

18
レンブラントの銅版画『3本の樹』いいです。レンブラント光線が全然違うカテゴリーの本でも登場したり、TVでちょうど『夜警』にスポットを当てた番組やフェルメールの『メーヘレン事件』の番組があって、わちゃわちゃしながら楽しみました。フェルメールの時代にカメラがあったんだぁ、写真家フェルメール。ピーテル・デ・ホーホの絵が気に入りました。2011/09/07

こぽぞう☆

16
図書館本。来年秋にフェルメールが来るので借りてみたが、レンブラント、フェルメールについてはたいしたことは書かれていない。カラー図版が多いのは良い。最後の、同時代のオランダの画家たちの章は良かった。2017/12/24

ちーたん

14
楽しかった。レンブラントとフェルメールが光の天才なのは、生まれ故郷によるものかと思っていたけど、みんなレンブラントの影響なんだね。光が描けるのは素敵。憧れ~。2013/02/06

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