新人物文庫<br> どうなったその後の日本史―事件・人・モノ・宝

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新人物文庫
どうなったその後の日本史―事件・人・モノ・宝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784404038234
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0121

内容説明

歴史上にその名をとどめ、あるいは時代の脚光をあびた人物や事件の多くは、いつしか忘れさられてゆく。こうした歴史の表舞台から消えた数々の“ゆくえ不明”の史実を追うと、意外な姿が浮かびあがる…。壇の浦に沈んだ三種の神器草薙剣はどうなった?キリスト教を伝えたザヴィエルはどうなった?信長に献上された黒人はどうなった?赤穂浪士が討ち取った吉良上野介の首級はどうなった?太平洋を横断した咸臨丸はどうなった?井伊大老を襲撃した水戸浪士はどうなった?龍馬の死後、海援隊はどうなった?古代から近代まで、あっと驚く“その後”の史実とは…。

目次

古代篇
奈良篇
平安篇
源平篇
鎌倉篇
室町篇
戦国篇
江戸篇
幕末篇
近代篇
外国人篇
家族篇
動物篇
武具篇
器物篇
艦船篇
暗殺犯篇
首級篇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅわ

45
【図書館】龍馬の死後、海援隊はどうなった?ザヴィエルはどんな人生を送った?吉良上野介の首級はどうなった? 時代の脚光を浴び、歴史に名を残した人物や事件の“その後”を解説した1冊です。図書館でタイトルに惹かれ借りてきてみましたが、ひとつのエピソードが約4ページと少なく、アッサリとした感じ。“意外な事実”にはあまり出会えませんでした。もう少しテーマを絞って、深く切り込んで欲しいなぁ~という印象。2015/07/03

とろとろ

18
日本史に登場する著名人がその後どうなってどう没したかまで追跡調査(?)たもの。歴史学の先生やら作家やら総勢26人がコラム風に話を繋いでいる。建礼門院は源氏の武士に髪を熊手でひっかけられて拾い上げられ、その直後に義経に陵辱されたとか、信長と一緒にいた黒人の弥助はイエスズ教会に預けられインドに旅立ったとか、将軍吉宗に献上された象は大喰らいで厄介者扱いされ餓死したとか、判る人しか判らない重箱の隅をつつくような話ばかりで……飽きた(^_^)2016/01/07

のらねこ

2
どちらかというと「豆知識」といった内容。各エピソードが短いので、事件後の関係者たちの動きが簡単にしか述べられていないため。人数を半分に減らしてもいいから、事件までの経緯とその後の関係者複数の変遷を追って欲しかった。軽く読むには便利な構成。2013/10/09

ほたぴょん

2
以前にムックで出ていたものの文庫化。歴史的大事件のその後を追った、歴史トリビア集といったところか。当たり前ではあるが、ドラマチックな歴史的事件の後には、その「後始末」がついて回るのだなあと思う。ただ、後始末だけにそうそうドラマチックな展開はなく、その意味では、同シリーズの『歴史有名人の子孫たち』の方が面白い。一番興味深かったのは、桜田門外の変の実行犯のうち、2人は維新後まで生きのび、1人は警察官になっていた、というやつだろうか。なお、歴史順が行ったり来たりする編集はいささか難だと思った。2012/04/18

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