Ｓｔｉｇｍａ

峰倉かずや

新書館（2000/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 1冊／高さ 21cm
• 商品コード 9784403670077
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

散文的な文章と淡々と進むストーリーがまるでアートのような作品でした。全体的に暗めな話だけれど、最後に一筋の"救い"がある事で後味はあまり悪くない印象でした。割りと好きな作品。

2014/07/11

[すみの]

詩集と漫画を足したような作品。物語全篇通して、詩のようなト書きが至る所にあり、作家さんの感受性、表現力の豊かさを強く感じました。人間は一人でも生きていけるけど、傍に誰かがいてくれて同じ青空を見てくれるだけでこんなに心強いこと、幸せなことはないと。

2013/06/20

[tsunehisa]

【再読】個人的に峰倉さんの大好きな部分が詰まった作品。こういう２人の関係性を描くの、本当に上手だなぁ。久保ちゃんと時任とかね。峰倉さんの「神様」の使い方、好きです。

2015/02/09

[いちみ]

何度目になるかわからない再読。何度も手放しては買い直したけれど恐らく今後は手放さないだろう。小説の短編のようなイメージはそのままに改めて久しぶりに読んでいて私の中でのStigmaのイメージはキリスト教の聖痕だったがこんなにStigmaの意味合いがあったんだっけと過去の自分の流し読み加減がわかる。どの意味合いのStigmaであれ天国と地獄、天と地、表と裏、光と影があることを克明に伝えてくる作品。これがフルカラーで発売当時1200円で読めたのは凄い。作者の博識と言おうか、熱心に調べた功績が伺える。何度も読もう

2021/01/20

[オミ]

再読。やっぱりこの二人の関係、世界観が好きだなあ。

2016/06/08