新書館ウィングス文庫<br> 霧の日にはラノンが視える〈2〉

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新書館ウィングス文庫
霧の日にはラノンが視える〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784403540806
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ロンドンへ戻り、新たな生活が始まった。正式に“在外ラノン人同盟”の準会員となり、傘下の生花店で働くことになったラムジー。相変わらず同盟加入を拒み、自転車便の仕事を続けるジャック。同盟盟主・ランダルの片腕として、忙しく立ち回るレノックス。だが、ひとり組織に属さず個人行動をとるジャックを、ランダルは危険視し始めていた…。妖精郷“ラノン”から来た人々の、波瀾万丈の毎日を描くネオ・フェアリーテール、いよいよ本格始動。

著者等紹介

縞田理理[シマダリリ]
5月25日生まれ。東京都出身。『霧の日にはラノンが視える(2)』で第22回ウィングス小説大賞・編集部期待作を受賞。2001年小説ウィングス秋号「裏庭で影がまどろむ昼下がり」でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダージリン

34
ラムジーの同盟での活躍ぶり、狼になったら妖素節約のためか、しばらくそのままなのね(可愛いからOK~笑)。ジャックも引き続き気にかけてくれてます。そして魔女として恐れられていたシールシャがアグネスと出会って、普通の女の子のように笑ったりして、感情を取り戻してゆく様がとても良かったです。巻末のラムジーとアグネスの話は通じてないところがまた可愛い~♪2019/04/26

U

6
ネッシーとシールシャの友情がいいなあ!シールシャとジャックが話をするシーンも好きです。なんとなく穏やかな同朋、という感じで。狼ラムジーは癒しすぎる。2014/03/01

すがはら

5
アグネス再登場。やっぱりいい奴だ。知らないうちに世界の驚異を一つ取り除いてたって感じです。ラムジーの鈍感さは想定内だけど、アグネスの空回りが…。頑張れアグネス。最後に嫌な感じの敵が現れ、ジャックが面倒なことに巻き込まれる予感一杯。不穏です。新キャラの風の魔女とアグネスで暴れまわって欲しいな。それにしても、ラムジーが狼になると人語がしゃべれなくなるのは痛いなーと。主役なのに。2019/11/02

かや

4
ほんとにもうっ!ラムジーが鈍感天然すぎてっ!好きな子の前では素直になれないアグネスがかわいすぎるっ!にやにややきもきできふ最後の書き下ろし最高でした。登場人物も増えてますますおもしろくなってきた。ジャックの意外と周りに心配かけてるところがたまらなく好き。ランダルいろいろあるけど絶対に良い人だよなぁ。面倒見の良いレノックスに凄くときめく。アグネスとシールシャの女の子同士の友情や自分で自由をつかんだ姿が良い。フィアカラがこれからどう仕掛けてくるのか心配だなぁ。2016/06/05

ひーたろー

4
地獄穴送りになった罪人たちなのに、なんとなくいい人ばっかりな理由が明らかに。新キャラのシールシャも美人で可愛いくて良い子です。男運ないけど。アグネスとの女の子な会話も楽しかった。それにしても口説き妖精なんているんだ…。成程。とか思ったのはきっとこないだまで別名口説き魔と妖精なタイトルの小説を読んでた所為だな、きっと。2013/02/25

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